ポノス、『PONOS RACING』2024 FIA-F4選手権 参戦体制を発表…大宮賢人選手と佐藤凛太郎選手の2名体制に

ポノスは、レーシングチーム「PONOS RACING」のFIA-F4選手権参戦体制を決定した。2024シーズンドライバーは昨年から起用の大宮賢人選手に加え、佐藤凛太郎選手の2名体制で挑戦するとのこと。

 

■承認情報

レース名:FIA-F4
FIA-F4はF3の前段階のフォーミュラレースとしてFIA(国際自動車連盟)が2014年に制定。日本では2015年からFIA-F4選手権がスタートし、SUPER GTシリーズの国内戦においてサポートレースとして行われている。2024年シーズンは、国内5サーキットにおいて全7大会で行われ、初戦は5月3日に「富士スピードウェイ」で開催される。

ドライバー:大宮賢人
佐藤凛太郎
アドバイザー:小河原宏一
エンジニア:小暮聡、中道仁

 

■同社代表辻子のチーム発足の想い

私は今シーズン「PONOS RACING」を発足させるにあたり、モータースポーツを1つのエンターテインメントとして捉えており、レースを通してお客様を笑顔にしたいと考えております。
また、そのためにはレース業界全体の更なる活性化と継続的な発展が必要であると考えております。
FIA-F4参戦を通して若手育成を行い、若き才能にスポットライトを当てることで、レース業界の発展に貢献して参りたいと思います。

 

■チームメンバー紹介

【ドライバー】
▼大宮賢人

2004年生まれの大阪出身。2013年からレーシングカートを始め、2018年にJunior MAXチャンピオン、2019年に鈴鹿選手権Senior MAXチャンピオン獲得。2023年からフォーミュラにステップアップし、PONOS RACINGからFIA-F4に参戦。昨年の経験を活かし、FIA-F4の年間チャンピオンを目指す。

▼佐藤凛太郎

2005年生まれの東京出身。2015年からレーシングカートを始め、2020年から3年間はカートの世界戦に参戦。2023年からフォーミュラにステップアップし、今年PONOS RACING からFIA-F4に参戦する将来有望な若きドライバー。

【アドバイザー】
▼小河原宏一

1989年に大学を卒業し、モータースポーツの世界に飛び込む。キャリアはグループCカーの設計から始まり、単年でレースエンジニアとして多くの車両に携わり、JGTC時代には多くのチャンピオンを獲得。2006年には渡英してSAF1のエンジニアとして活躍し、その後2010年に帰国してからは主にGT3とGT4の開発を手掛けた。2015年にはバサーストで優勝、ブランパンシリーズ(現GTWC)でチャンピオンを獲得。SUPER GT総監督を兼務し、FIA-F4ではアドバイザーとして加入。

【 エンジニア】
▼小暮聡

1994年シムスレーシングに就職、ラリードライバー兼メカニックとして経験を積んだのち、1999年からトリイレーシングでタイヤ開発を行いつつ、Middle Formulaでドライバー(山内、石浦、国本兄弟、吉田)育成を行う。その後F3を経験した後、チーフメカニックとしてGT300でレース参戦(Le Mans Classicチーフメカニック2022年ドライバー関谷、中島でクラス優勝)。長年積んだ経験を活かし2023年からPONOS RACINGのFIA-F4エンジニアとして加入。

▼中道仁

米国オレンジカウンティ生まれ。2018年からフリーランスとしてレーシング車両、車両開発・設計、データアナリストで参加。2022年にLe Mans Classic(ドライバー関谷、中嶋)にエンジニアとして参戦、クラス優勝。GT30・GT500・SF・GT4でシステムR&D・データエンジニアを担い、Le Mansの地域の魅力に魅せられ、Le Mans Classicの参戦・優勝を目標としているPONOS RACINGと一緒に仕事がしたく加入。SUPER GTデータエンジニアを兼務し、FIA-F4エンジニアとして加入。

【メカニック】
・永山友和
・勝俣陽介
・西村徳文
・人見俊一
・林佑弥

ポノス株式会社
http://www.ponos.co.jp/pc/

会社情報

会社名
ポノス株式会社
設立
1990年12月
代表者
辻子禮子、辻子依旦
決算期
11月
上場区分
非上場
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