アクワイア、2023年12月期の決算は最終利益1億4300万円と黒字転換…開発力と実績が評価されKADOKAWAのグループ会社に
アクワイアの2023年12月期(第30期)の決算は、最終利益1億4300万円と黒字転換に成功した。前の期(2022年12月期)の実績は、最終損失5800万円だった。本日4月16日付の「官報」に掲載された「決算公告」で判明した。
同社は、家庭用ゲーム向けにオリジナルタイトルの開発・販売、開発受託等を行っている。ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>のグループ会社だったが、2023年12月26日をもってKADOKAWA<9468>のグループ会社となった。
KADOKAWAは、中期経営計画の重点強化領域であるゲーム事業の企画開発力の強化について、検討を重ねてきたが、アクワイアは、著名なシリーズ作品が多く、確かな開発力を有していると評価。アクワイアがグループに加わることで、さらなるゲーム事業の拡大に資すると考え、同社の株式を取得することにした、としている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社アクワイア
- 設立
- 1994年12月
- 代表者
- 代表取締役 遠藤 琢磨
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 最終利益8067万円(2020年12月期)
会社情報
- 会社名
- 株式会社KADOKAWA
- 設立
- 1954年4月
- 代表者
- 代表執行役社長CEO 夏野 剛/代表執行役CHRO兼CLMO 山下 直久
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2581億900万円、営業利益184億5400万円、経常利益202億3600万円、最終利益113億8400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9468