【ゲーム株概況(4/19)】業績好転による復配期待でケイブが後場買われる 好決算を下支えに東宝もしっかり コーエーテクモHDやカプコンなど大手ゲーム株は軒並み安
4月19日の東京株式市場では、日経平均は大幅反落し、前日比1011.35円安の3万7068.35円で取引を終えた。イスラエルがイランを攻撃したと伝えられ、中東情勢の悪化を懸念した売り物が一気に広がり、一時は下げ幅1300円超に達する場面もあった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、全体市場が軟調な中で、ケイブ<3760>が後場に入って急騰した。ケイブは、目新しい材料は出ていないものの、第3四半期までの業績好転による今期復配への期待から買いが流入する流れとなったようだ。
また、2024年2月期の好決算発表が引き続き下支えとなった東宝<9602>もしっかり。
周辺株では、経済産業省が経済安全保障推進法に基づくクラウドプログラムの安定供給確保に係る供給確保計画の認定を行い、助成を行うことを発表したさくらインターネット<3778>がストップ高した。
半面、コーエーテクモHD<3635>やカプコン<9697>など大手ゲーム株は軒並み安となり、アカツキ<3932>やネクソン<3659>、ギークス<7060>なども売られた。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ケイブ
- 設立
- 1994年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高122億7400万円、営業利益18億7000万円、経常利益19億4300万円、最終利益14億4100万円(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3760
会社情報
- 会社名
- さくらインターネット株式会社
- 設立
- 1999年8月
- 代表者
- 代表取締役社長兼最高経営責任者 田中 邦裕
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3778
会社情報
- 会社名
- 東宝株式会社
- 設立
- 1932年8月
- 代表者
- 代表取締役社長 社長執行役員 島谷 能成
- 決算期
- 2月
- 直近業績
- 営業収入2833億4700万円、営業利益592億5100万円、経常利益630億2400万円、最終利益452億8300万円(2024年2月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9602