now.ggは、クラウドゲーミングプラットフォーム「now.gg」の登録ユーザー数が1億人を突破したと発表した。開発者は「now.gg」にゲームを公開することで利用者を拡大することができ、ゲーム内取引では5%、now.ggが運営するウェブショップでの取引では0%のプラットフォーム手数料を支払うことで、ゲーム収益の95%から100%を確保することができる。
開発者がnow.ggにアプリを公開すると、クロスプラットフォームのユーザーベースにアクセスすることができ、即座にゲームにアクセスしてプレイしたり、他のユーザーのプレイを視聴したり、ゲームプレイを録画したり、ライブゲームで交流したり、複数のタイトルで共通の通貨を使ってアプリ内課金をしたりすることができる。こうした共有体験は、没入型体験を求める新時代のユーザーをターゲットにしている。
中国では、ミニゲームは、WeChatを筆頭に50億ドルの売上を超え、ゲーム分野で最も急成長している。now.ggは、開発者がDiscordとTelegramを使って欧米市場で同じ成功を実現することを可能としている。これはゲーム開発者にとって大規模な配信を可能にし、ターゲットパワーの低下という問題を解決する。
開発者はゲームの単一バージョンをnow.ggにアップロードするだけでよく、あとはnow.ggがゲームを複数のプラットフォーム向けの高性能クラウド体験に変換してくれるという。決済が統合されると、ゲームのウェブショップについても自動的に生成されるとのことだ。
■now.ggのローゼン・シャルマ最高経営責任者(CEO)
「当社は10年以上にわたり、クロスプラットフォームゲームに注力してきました。PCとMacでモバイルゲームのローカルプレイを可能にするnow.ggのBlueStacksは、遂に15億ダウンロードを突破しました。「クラウドはこれを別次元のものにしており、毎日8~10社の大手開発者やインディーズ開発者がnow.ggにゲームを公開する契約を結んでいます。