セガサミー、24年3月期のコンシューマは売上高2226億円、営業利益247億円と増収減益…『龍が如く8』と『ペルソナ3 リロード』ミリオン、欧州構造改革響き減益に
セガサミーホールディングス<6460>は、この日(5月10日)、2024年3月期の決算発表において、コンシューマ分野の売上高が前の期比18.5%増の2226億円、営業利益が同24.7%減の247億円だったことを明らかにした。
同社では、国内とアジアにおけるフルゲームとリピートタイトルが堅調に推移したほか、2023年9月よりRovioの業績を取り込んだことで増収となったという。ただ、欧州市場が低調に推移していたことから、構造改革を実施したことで、営業利益は減益になったという。売上原価66億円、特別損失178億円を計上したとのこと。
第4四半期に発売した『龍が如く8』と『ペルソナ3 リロード』が発売1週間で100万本、『ユニコーンオーバーロード』も50万本を突破するなど好調なセールスだったが、第4四半期の売上が伸びたことが確認できる。
なお、2025年3月期は、売上高2350億円、営業利益275億円を見込む。セグメント変更を行うため、そのまま比較はできないが、調整後の前期比は売上高が4.9%増、営業利益が25.6%増になるようだ。
会社情報
- 会社名
- セガサミーホールディングス株式会社
- 設立
- 2004年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 里見 治/代表取締役社長 グループCEO 里見 治紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高4678億9600万円、営業利益568億3600万円、経常利益597億7800万円、最終利益330億5500万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6460