スクエニHD、24年3月期のHDゲームは営業損失81億円と前年41億円から赤字幅拡大 大型タイトル発売も開発費やコンテンツ制作勘定の評価損で

スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>は、この日(5月13日)、2024年3月期の決算説明資料を公開し、HDゲームの売上高が前の期比26.4%増の992億円、営業損失81億円(前の期は41億円の損失計上)と増収・赤字幅拡大となった。
「FINAL FANTASY XVI」や「ファイナルファンタジー ピクセルリマスター」「ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅」、「FINAL FANTASY VII REBIRTH」など大型タイトルの発売で売上を大きく伸ばした。
しかし、開発費の償却負担や広告宣伝費の増加に加えて、コンテンツ制作勘定の評価損が発生したことで営業赤字幅が広がった。

会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
- 設立
- 1975年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3245億0600万円、営業利益405億8000万円、経常利益409億3900万円、最終利益244億1400万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9684