ソニーG、2027年3月期を最終年度とする中期経営計画…ゲーム事業は1stパーティ充実とPC展開、アニメの海外展開加速、クランチロールの成長など

 

ソニーグループ<6758>は、2027年3月期を最終年度とする中期経営計画を策定した。テーマは「グループ全体のシナジー最大化」で、金融分野を除く連結ベースの営業利益年平均成長率を10%以上、3年間の累計営業利益率10%以上を目指す(金融分野を含めた計画は後日発表するとのこと)。これまで進めてきた進めてきたシナジー実現の取り組みをさらに深めていく。

 

具体的な取り組みは後日発表するとのことだが、ゲーム事業は「コンソールアンド・ビヨンド」をテーマにインストールベースの拡大と豊かなゲーム体験の提供に加えて、これまで投資してきた自社スタジオによるファーストパーティによるソフトの充実とPC展開による事業の拡大を行い、センサー事業とともにグループ成長をけん引する。

音楽分野では、市場を上回る成長をめざし、新興市場への取り組み強化、音楽カタログの収益機会の拡大、マーチャンダイジングなど周辺ビジネスの取り込みも進める。さらに日本のアニメ・アーティストのグローバル展開も加速していく。

映画分野では、グループの持つIPアセットの価値の最大化、そして、アニメファンやクリエイターとエンゲージした「クランチロール」を成長ドライバーとして収益性を伴った成長を目指していく。

このほかの事業分野の取り組みは以下のとおり。

 

ソニーグループ株式会社
https://www.sony.com/ja/

会社情報

会社名
ソニーグループ株式会社
設立
1946年5月
代表者
代表執行役会長CEO 吉田 憲一郎/代表執行役社長COO兼CFO 十時 裕樹
決算期
3月
直近業績
売上高及び金融ビジネス収入11兆5398億3700万円、営業利益1兆2082億600万円、税引前利益1兆1803億1300万円、最終利益9371億2600万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
6758
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