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エイチーム<3662>は、本日(5月28日)、暗号資産に交換可能なポイントアプリの提供を行うPaddleの発行済株式の67%を11月1日付で取得し、連結子会社化することを発表した。
なお、2027年11月付で残りの33%も取得し、完全子会社とする予定だ。
Paddleは「お金の選択肢を増やす」をミッションに暗号資産に交換可能なポイントアプリの提供を行っている。エイチームグループが保有していないポイントサービスの知見を持ち、成長市場である暗号資産市場において強い顧客基盤を築いているPaddleを連結子会社化することで、同社グル ープの顧客基盤をさらに拡大できると考えているとしている。
また、 Paddleは同社グループがまだ開拓できていない領域における広告運用やポイントアプリ運用におけるノウハウを持っており、同社グループの中長期的な成長および企業価値の向上に繋がると判断したため、今回の株式取得を決定した。Paddleは既に収益性が高い事業を保有しているため、同社の収益拡大に貢献することが期待される。
なお、株式の取得費用は2024年11月1日分が概算で3億9500万円、2027年11月1日分は概算で2億800万円から5億3800万円が想定されている。また、2024年7月期の業績予想の修正はなく、今後業績見通しに影響があることが判明した場合は速やかに開示するとしている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社エイチーム
- 設立
- 2000年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 林 高生
- 決算期
- 7月
- 直近業績
- 売上高239億1700万円、営業利益5億6200万円、経常利益6億900万円、最終利益9億5300万円(2024年7月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3662