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東宝<9602>は、5月28日、子会社TOHOスタジオがドラゴンフライエンタテインメント（以下「ドラゴンフライ」）の発行済株式の全部を6月28日付で取得し、子会社化することを発表した。取得価格は非開示。
ドラゴンフライは、2010年に設立された映像制作プロダクションで、映画、テレビなどの映像制作業務やキャスティング業務を主業としている。同社はこれまで、「屍人荘の殺人」（制作）、「碁盤斬り」（制作）など、数多くの国内実写映画作品の制作で実績を残してきた。特に同社の制作管理能力は映像業界で高く評価され、多くの映像作品の制作業務を受託している。
TOHOスタジオは、制作プロダクション機能のさらなる向上を目的として、映像制作並びにその関連サービスを手掛けるドラゴンフライの発行済株式の全部を取得して子会社化することを決定した。東宝は、ドラゴンフライをグループに迎え入れることで、グループとしての映像制作機能を強化し、企業価値向上を図っていくとしている。
＜株式会社ドラゴンフライエンタテインメント会社概要＞
名称：株式会社ドラゴンフライエンタテインメント
所在地：東京都新宿区改代町2番地 高城ビル2階
代表者：鈴木 嘉弘
事業内容：映画・テレビ・ネット配信、企業・公的機関の PRなど、映像制作業務全般、キャスティング業務 ほか
資本金：500万円
設立：2010年12月6日
会社情報
- 会社名
- 東宝株式会社
- 設立
- 1932年8月
- 代表者
- 代表取締役社長 社長執行役員 島谷 能成
- 決算期
- 2月
- 直近業績
- 営業収入2833億4700万円、営業利益592億5100万円、経常利益630億2400万円、最終利益452億8300万円（2024年2月期）
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9602