viviONグループ、2023年度のグループ全体の総売上高が16.5%増の529億円…既存サービス・事業が堅調、非デジタル領域を含む新規事業も好調

viviONグループは、この日(5月31日)、2023年度のグループ全体の総売上高が前の期比16.5%増の529億円となったことを発表した。既存サービス・事業が堅調に推移したほか、デジタル領域以外にも進出した新規事業が好調だった、としている。

viviONグループの手掛けるサービス群全体で利用されているユーザー数は1300万人を超え、お取り扱い作品数は197万作超、作品を提供するクリエイター・法人数12.5万になったとのこと。

総合ECサイト『viviON BLUE』のオープンを始め、所属VTuberグループ『あおぎり高校』による秋葉原ジャック、クリエイタープラットフォーム『GENSEKI』による展覧会でのイラスト販売、さらにオリジナルIP『Clock over ORQUESTA』の東京ドームシティアトラクションズとのコラボイベントなどを行った。

海外事業は引き続き好調で、エイシスの手掛ける『DLsite』とそのサービス『みんなで翻訳』に新たにスペイン語などの言語を追加し計14言語に対応した。その結果、より多くの方に日本のコンテンツを楽しめるようになり、海外事業の成長に貢献した。

 

■今年度の展開、今後の展望

「全ての二次元オタクを幸せにする」をミッションに掲げるviviONグループでは、さらなる海外展開のため、翻訳と国ごとの特色に合わせコンテンツマーケティングを拡大し、より多くの二次元好きの方にエンタメコンテンツを届けていく。

さらに、2023年度の市場規模が約800億円と予想されているVTuber分野も注力をしており、公式YouTubeのチャンネル登録者数が100万を超えた『あおぎり高校』では今後も様々な展開を予定しているという。

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