KADOKAWA<9468>は、この日(6月9日)、同社グループの複数のウェブサイトが利用できない事象が発生していることを発表した。利用しているサーバーに対して、外部からの不正なアクセスが行われたことによる可能性が高いと分析している。影響を最小限にとどめるため、システムの保護と復旧に向けて、現在対応を進めているとのこと。
現時点で判明している内容を明らかにした。
【経緯】
6月8日未明より、同社グループの複数のサーバーにアクセスできない障害が発生した。この事実を受け、データ保全のため関連するサーバーを至急シャットダウンした。同日中に社内で分析調査を実施した範囲においては、サイバー攻撃を受けた可能性が高いと認識している。
【現在の状況】
現在、調査・対応を進めているが、現時点で「ニコニコサービス」全般、「KADOKAWAオフィシャルサイト」、「エビテン(ebten)」などで影響が発生していることを確認している。なお、情報漏洩の有無についても調査を進めている。
【今後の対応】
今後、外部専門家や警察などの協力を得て調査を継続し、迅速に対応を進めていく。より正確な影響範囲を調査・特定し、発表すべき新たな事実が判明したら、改めて発表する。
会社情報
- 会社名
- 株式会社KADOKAWA
- 設立
- 1954年4月
- 代表者
- 代表執行役社長CEO 夏野 剛/代表執行役CHRO兼CLMO 山下 直久
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2581億900万円、営業利益184億5400万円、経常利益202億3600万円、最終利益113億8400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9468