コナミアミューズメント、24年3月期(第69期)の決算は最終利益167.5%増の32億円と大幅増益

コナミアミューズメントの2024年3月期(第69期)の決算は、最終利益が前の期比167.5%増の32億0800万円と大幅増益を達成した。前の期(2023年3月期)の実績は、最終利益11億9900万円だった。6月10日付の『官報』に掲載された「決算公告」で判明した。

同社は、コナミグループ<9766>傘下で、「BtoB」ビジネス領域であるアミューズメントマシンを担当する事業会社。アミューズメントマシンの制作、製造、販売を手掛けている。

 

 

以下、コナミグループの決算報告より抜粋する。

メダルゲームにおいては、前期に発売したメダルプッシャーゲーム「桃太郎電鉄 ~メダルゲームも定番!~」が引き続き好評で、大変多くのユーザーが楽しんでいる。

また、動物をモチーフにしたキャラクターたちのアニマと一緒にボールの色を揃えていく抽選ゲーム「カラコロッタ」シリーズの最新作、「カラコロッタ まぼろしの桃源郷」が稼働を開始した。

アミューズメント施設向けビデオゲームにおいては、SNSで話題となっている流行曲や人気の歌い手による歌唱曲などが収録され、簡単操作で初心者でもプレーしやすい音楽ゲーム「ポラリスコード」や、近未来都市を舞台にした世界観が展開され、新筐体のイエローライトが特徴的なDJシミュレーションゲームの最新作、「beatmania IIDX31EPOLIS(ビートマニア ツーディーエックス サンジュウイチ エポリス)」が稼働を開始した。

プライズゲームにおいては、PCやスマートフォンで遊べるオンラインクレーンゲーム「KONAMI ONLINE CRANE GAME(コナクレ)」のサービスを開始した。

ぱちんこ・パチスロにおいては、コナミとして初めての「スマスロ」タイトルとなる「防空少女ラブキューレ2~極限の共鳴~」、「麻雀格闘倶楽部 覚醒」を発売したのに加え、「GI優駿倶楽部黄金」が稼働を開始した。さらに、長期にわたり好評だった「マジカルハロウィン5」をスマスロで完全再現した「マジカルハロウィン8」を市場に投入し、前作同様長期間高稼働を維持した。

また、ぱちんこの内規変更に対応した「ぱちんこGI優駿倶楽部2ラッキートリガーver」が稼働を開始した。

eスポーツでは、音楽とeスポーツを融合させたプロリーグ「BEMANI PRO LEAGUE -SEASON3- SOUND VOLTEX」のセミファイナル、ファイナルが行われ、1月の開幕から3ヵ月にわたる激戦を制した優勝チームが決定した。

また、「BEMANI PRO LEAGUE -SEASON3-」の開催を記念した連動イベントをゲーム内で実施した。eスポーツの魅力と融合した音楽ゲームの新たな楽しみ方を提案し、大変な盛り上がりとなった。

 

【6月11日追記】
最終利益の推移は以下のとおり。

コナミグループ株式会社
http://www.konami.com/

会社情報

会社名
コナミグループ株式会社
設立
1973年3月
代表者
代表取締役会長 上月 景正/代表取締役社長 東尾 公彦
決算期
3月
直近業績
売上高3603億1400万円、営業利益802億6200万円、最終利益591億7100万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム(ロンドン証券取引所にも上場)
証券コード
9766
企業データを見る
株式会社コナミアミューズメント

会社情報

会社名
株式会社コナミアミューズメント
代表者
代表取締役社長 沖田 勝典
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