ユビキタスエンターテインメント(UEI)は、開発中のHTML5ベースのAndroidアプリ開発ミドルウェア『enchant PRO』を「東京ゲームショウ2011」のビジネスデイ(9月15日~16日)で初めて一般公開する、と発表した。
『enchant PRO』は、HTML5をベースとしたオープンソースのゲームエンジン「enchant.js」をベースとしたAndroid向けのネイティブアプリ開発環境。
同社の開発した「enchant.js」と同じ感覚でAndroidアプリが開発できるだけでなく、カメラやジャイロなどAndroid端末固有の機能へのアクセスを行える。
これにより、「enchant.js」だけでは実現が難しかったARゲームの開発やゲーム以外の用途への転用が行いやすくなり、すでに複数の企業から『enchant PRO』をベースとした非ゲームサービスの展開が予定されている。
『enchant PRO』では「enchant.js」の機能を大幅に拡張しつつ、法人を対象とした商用ライセンスの販売も行っていく。また、個人の非営利・非商用に関しての利用は「コミュニティライセンス」として無償提供を行う。
法人向けライセンスは5万円からで、10月以降に提供する予定。
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