アピリッツ、第1四半期(2~4月)決算は売上高6%増、営業益17%増 売上高・利益とも計画通りの推移に 『新テニスの王子様 RisingBeat』の運営に参画
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アピリッツ<4174>は、6月14日、2025年1月期の第1四半期(2~4月)の連結決算を発表、Webソリューション事業で一部大型案件の進捗の遅れがあったものの、全体では売上高・利益とも計画通りの推移となった。
売上高21億3600万円(前年同期比6.2%増)
営業利益1億2400万円(同17.8%増)
経常利益1億2300万円(同17.5%増)
最終利益7600万円(同21.9%増)各セグメントごとの状況は以下のとおり。
①Webソリューション事業 売上高8億3800万円(前年同期比0.1%増)、セグメント利益1億8300万円(同33.7%減)
第1四半期期間においては、前四半期にあった要件定義の集中が落ち着き、案件獲得への積極的な投資が奏功したことで、売上高およびセグメント利益ともに回復した。②デジタル人材育成派遣事業 売上高5億3800万円(同17.6%増)、セグメント利益4900万円(同326.2%増)
第1四半期期間においてもデジタル人材の派遣の需要は引き続き堅調に推移しており、それに伴って稼働人数も増加した。③オンラインゲーム事業 売上高7億7600万円(同8.4%増)、セグメント利益7900万円(前年同期600万円の赤字)
運営移管タイトルは、『けものフレンズ3』および『UNI’S ON AIR(ユニゾンエアー)』がいずれも3月にサービス開始4.5周年を迎えたことを記念して周年イベントを開催し、売上に貢献した。また、運営移管後に運営体制の効率化や外注の内製化を継続して行っていることで、原価は低減した。受託開発・運営は、自社ゲームタイトルや運営移管タイトルの開発で獲得したノウハウを活かし、他社ゲーム開発の受注が安定的に推移した。また、4月にはブシロード<7803>が提供する『新テニスの王子様 RisingBeat』の運営に参画した。
自社ゲームタイトルは、『ゴエティアクロス』において各種イベントの開催や新キャラクターの追加などを行い、売上維持に努めた。また、「式姫Project」の新作ゲームタイトルの開発も、当期中のリリースに向けて鋭意進めた。
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■通期予想は変更なし
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2025年1月期通期の連結業績予想については、従来予想から変更なく、以下のとおり。
売上高90億円(前期比6.8%増)
営業利益6億7800万円(同13.1%増)
経常利益6億7200万円(同12.7%増)
最終利益4億3000万円(同11.3%増)
会社情報
- 会社名
- 株式会社アピリッツ
- 設立
- 2000年7月
- 代表者
- 代表取締役社長 執行役員CEO 和田 順児
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高84億2700万円、営業利益5億9900万円、経常利益5億9600万円、最終利益3億8600万円(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4174