面白法人カヤックは、本日(9月14日)、位置情報とグループチャット一体型のストリーミングAPI「ナカマップAPI」を公開した、と発表した。このAPIは、カヤックが提供するグループチャットサービス「ナカマップ」の技術を活用している。
「ナカマップ」は、カヤックが提供するiPhone、Android搭載端末、フィーチャーフォン対応の位置情報に連動したグループチャットアプリ。現在、15万人が利用しており、「AppStore」ソーシャルネットワーキングのトップ無料ランキングで1位を獲得。
今回公開した「ナカマップAPI」は、グループに参加しているユーザの位置情報を取得する機能と、グループ内でのリアルタイムチャットの機能などナカマップを構成する機能を提供する。ユーザー認証にはOAuth2認証を使用している。
開発者は、「ナカマップAPIサイト」で登録を行えば、APIを無料で利用することができる。現在、ナカマップ ディベロッパーサイトで登録を受け付けている。また、Webアプリ開発コンテスト「Mashup Awards 7」でも応募用にAPIを公開している。
APIの用途について、カヤックでは、テーブルトークRPGや人狼BBSなどグループコミュニケーションを必要とするゲームや、位置情報を利用したゲームなどを想定しているとのこと。近日中にサイバー鬼ごっこ専用アプリをサンプルとして公開する予定。
カヤックでは、「ナカマップAPIのグループチャット、位置情報共有の機能を活用することで、さまざまなシーンでユーザーに利用される新たなサービスを生み出してもらいたいと考えています。」としている。
■関連サイト
ナカマップ ディベロッパーサイト
会社情報
- 会社名
- 株式会社カヤック
- 設立
- 2005年1月
- 代表者
- 代表取締役CEO 柳澤 大輔/代表取締役CTO 貝畑 政徳/代表取締役CBO 久場 智喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高174億6700万円、営業利益10億2100万円、経常利益10億3800万円、最終利益5億1100万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3904