KLab、『ジョジョの奇妙な冒険』の新作モバイルゲームプロジェクトを再始動…WANDA CINEMAS GAMESが新たなパートナーに

KLab<3656>は、この日(6月19日)、ジョジョの奇妙な冒険製作委員会より許諾を受け推進していた『ジョジョの奇妙な冒険』アニメーションシリーズの新作モバイルオンラインゲーム開発について、新たに互愛互動(北京)科技有限公司とパートナーシップを締結し、共同開発プロジェクトを再始動したことを発表した。日本を除く全世界に向け2026年内リリースを目指す。タイトル名を含む今後の開発進捗については、随時発表していく。

2020年に、『ジョジョの奇妙な冒険』アニメーションシリーズモバイルオンラインゲーム配信権の取得を発表し、Shengqu Gamesと中国大陸、台湾、香港、マカオ向けに簡体字版と繁体字版を提供するとしていたが(関連記事)、当初の開発パートナーの都合により、プロジェクトを一時中断していたという。

 

■本作の事業モデル

同社では収益機会の拡充を目指し、「海外向けゲーム開発支援モデル」を推進している。このモデルは、日本のIPホルダーより同社がゲーム化のライセンスを受け、海外パブリッシャーと共同でゲームの開発および配信を行うことで収益を得るものだ。

同社は、これまでの事業を通じて構築してきたIPホルダー及び海外パブリッシャーとの関係性、IPを活かしたゲームの開発力に加え、ゲームを世界中に展開してきたことで得た知見を活かし、同モデルを推進することで、さらなる事業の拡大を図っていく。

  

■互愛互動(北京)科技有限公司(WANDA CINEMAS GAMES)について

社名:互愛互動(北京)科技有限公司
代表者:张宇
本社所在地:北京市
事業内容:ネットゲームの開発、運営

2011年7月に互愛互動が北京で設立され、同年に初のストラテジーソーシャルゲーム「胡莱三国」をリリースした。「胡莱三国」は、さまざまな賞を受賞し、互愛互動は中国のソーシャルゲームのリーティングカンパニーとなり、中国のソーシャルゲーム業界において月間売上、DAU、登録ユーザー数などで伝説的な記録を残した。このほか、「斬仙」、「焚天」、「三国合戦」、「中超風雲」などのタイトルをリリースし成功に導いた。

2016年に互愛互動はWanda Picturesの完全子会社となり、「Wanda cinemas Games」ブランドを発表し、「胡莱三国2」、「豪门足球风云」、「葫芦兄弟:七子降妖」、「Crazy Tank」、「聖闘士星矢:レジェンドオブジャスティス」、「転生したらスライムだった件:魔物の王」、「秦時明月:滄海」などの優れたタイトルをリリースした。

▼コーポレートサイト
https://www.wdyxgames.com/

KLab株式会社
http://www.klab.com/jp/

会社情報

会社名
KLab株式会社
設立
2000年8月
代表者
代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
決算期
12月
直近業績
売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3656
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