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GLOE<9565>は、6月28日、ライブ配信データ解析ツール「Giken Access」の提供などを行う配信技術研究所(以下「配信技研社」)の第三者割当増資を引受けて同社株式を取得することで、子会社化することを発表した。取得価額は非開示。
配信技研社は、配信者が国内ライブ配信を行う際の技術的な知見や造詣の深さを強みとして、数多くの配信者をサポートしている。ライブ配信データ解析ツール「Giken Access」の提供や、ライブ配信の技術面でのサポートなど、配信者がライブ配信を中心とした熱量の高い新たなコンテンツを生み出すための環境を支援し、順調に成長している。
国内の動画配信市場は、2023年に5250億円の規模に達し(出典:デジタルコンテンツ協会「動画配信市場調査レポート 2024」)、今後も規模拡大が見込まれる市場であり、また動画配信とゲーム・eスポーツとの親和性は高く、GLOEにおいてもゲーム配信に関わる事業は有望な新規事業領域となっている。
今回の配信技研社の子会社化により、多くの配信者をパートナーとするブランドプロデュースサービスを中心に事業の成長スピードを速めることが見込め、同社グループのさらなる発展に資すると判断し、株式取得を決定した。
なお、配信技研社が連結子会社となることで、配信技研社の業績は2024年10月期の第4四半期からGLOEの連結業績に反映されることになる。GLOEグループの今期業績に与える影響は軽微だが、今後開示すべき事項が生じた場合は速やかに開示するとしている。
会社情報
- 会社名
- GLOE株式会社
- 設立
- 2015年11月
- 代表者
- 代表取締役 谷田 優也/代表取締役 古澤 明仁
- 決算期
- 10月
- 直近業績
- 売上高22億6400万円、営業利益1400万円、経常利益100万円、最終損益500万円の赤字(2023年10月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 9565