アエリア、第3四半期は経常赤字、通期予想も下方修正 が、「ととモノ。3」やオンラインゲームは好調

 アエリア<3758>の第3四半期累計(1-9月期)の連結業績は、売上高46億4800万円(前年同期比21.8%減)、経常損益1000万円の赤字(同4億0300万円の赤字)、四半期純損益4億3200万円の赤字(同5900万円の黒字)となりました。  同社では、クレゾーと黒川木徳フィナンシャルホールディングスなどが連結から外れたため、売上高が前年比で21%を超えるマイナスとなったほか、為替差損として約1億5200万円を計上したことなどが響いた、としています。  しかしながら、アクワイアの「剣と魔法と学園もの。3」の売り上げは好調のようです。さらに、オンラインゲーム事業についても登録会員数が1400万人を突破するなど順調に成長を続けている、とのことです。 ■12月通期の見通し  同時に、12月通期の業績予想を下方修正し、売上高64億円(前回予想64億円、前期比22%減)、経常利益0(同2億円、前期3億8000万円の赤字)、当期純損益4億5000万円の赤字(同1億円、同11億8300万円の赤字としました。  同社では、現地法人を通じて中国で配信中のオンラインゲーム『真・女神転生IMAGINE』、『Rappelz』の収益が当初の見込みを下回っていることを受け、中国事業全体の見直しを行ったところ、合計3億1700万円の特別損失が計上される見込みになったため、としています。  また、経常利益については、アクワイアの「剣と魔法と学園もの。3」の販売が好調ではあるものの、売上・利益の伸び幅が想定よりも低かったそうです。
株式会社アエリア
http://www.aeria.jp/

会社情報

会社名
株式会社アエリア
設立
2002年10月
代表者
代表取締役会長 長嶋 貴之/代表取締役社長 小林 祐介
決算期
12月
直近業績
売上高226億7100万円、営業利益4億7300万円、経常利益7億5200万円、最終利益4億8000万円(2023年12月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3758
企業データを見る