エイティング<3785>は、本日（9月20日）、2011年9月期の連結業績予想を上方修正し、売上高21億9200万円（前回予想20億1800万円）、営業利益2億1100万円（同1億4300万円）、経常利益2億0900万円（同1億4300万円）、当期純利益9000万円（同6200万円）とした。
前回予想と比較した際の修正率は、売上高8.6％増、営業利益47.6％増、経常利益46.1％増、当期純利益45.2％増だった。 同社では、ニンテンドー3DS向けやマルチプラットフォームでの大型受託案件の開発が順調に進み、売上が前倒しで計上されたほか、成長するSNSゲーム市場に市場調査とコンテンツ制作を行う専任部署を設置して開発を行い、受託開発売上とロイヤリティ収入が売上高の増加に寄与した、としている。
また、開発の大型案件化やオンラインでのネットワーク対戦機能、HD化による描画の高精細化に伴うクオリティ向上などにおいて見積開発費以上のコストが発生し、開発原価が想定より増加となったものの、販管費の発生を抑制したことにより、利益水準は計画を上回った、とのこと。
ただし、子会社で推進しているオンラインゲーム事業では、当期中の開発完了と運営開始を計画していたが、開発スケジュールの見直しと待機時期が発生したため、減収減益となった。
