アドウェイズ、ゲームマーケティングや広告コミュニケーションの調査データを共有してマーケターの課題解決を目指す「ADWAYS Game Works」を始動

  • アドウェイズ<2489>は、スマートフォンゲームやコンシューマーゲームにおけるマーケティングや広告コミュニケーションを調査し、データの共有を行うことでマーケターの課題解決を目指す「ADWAYS Game Works」を始動したことを発表した。

    「ADWAYS Game Works」は「ゲームの価値を広告によって高める」をミッションとして立ち上げたプロジェクト型組織。ゲームにおけるマーケティング手法や、広告コミュニケーションを多角的に調査し、共有を行うことで、マーケターの課題解決をサポートする。

    2024年現在、国内のスマートフォンゲームを例に挙げると、年間の市場規模は1兆円を超え、国内のみならず海外のゲームデベロッパーも数多く参入し、成熟期を迎えつつある。ヒットタイトルの創出やロングヒットを目指すためには、効果的かつ適切なマーケティングがより重要になる中、ユーザーが求めるサービスのジャンルや規模も多様化している傾向にある。加えて、エンタメサービス全般が「ユーザーの可処分時間を奪い合う」状況にあり、ユーザーや広告主の選択肢が日々増加し続けている。

    アドウェイズはスマートフォンゲームの黎明期より、さまざまなゲームプロモーションに携わってきた。特に、ユーザーのデモグラフィック、サイコグラフィックデータなどをもとにした多角的なマーケティング戦略立案を数多く行い、現在に至るまでさまざまな調査データを集積し続けている。「ADWAYS Game Works」は、このようなデータや配信実績などを共有し、ゲーム市場全体の活性化や、広告業界全体の発展につながることを目指し、発足した。

    今回は一例として、ブロックチェーンゲームのユーザー傾向調査の一部を共有する。昨今、ブロックチェーンゲーム市場は、リリースタイトルの増加や、大手デベロッパーの参入など、飛躍的な発展が期待される一方、従来のスマートフォンゲームと比較を行うと、市場規模やクオリティの面では発展の余地が大きく、現状ではヒットの為のセオリーを確立できていないことが課題として挙げられる。

本データによると、ブロックチェーンゲーム自体を「知らない」と答えたスマホゲームユーザーは66%にのぼり、かつゲームのサービス内容や取引システムに大きく紐づく「仮想通貨(暗号資産)」の利用に不安を持つユーザーが少なからず存在する傾向となっている。

また「どのような要素があればブロックチェーンゲームをプレイしてみたいか」という設問に対し、ブロックチェーンゲーム、スマートフォンゲーム、どちらのユーザーも回答項目に大きな差はなかった。このことから、ブロックチェーンゲームはゲームとしてのクオリティを担保し、さらにブロックチェーンに対する不安さえ払拭できれば、新規ユーザー獲得につなげられる可能性があると考えることもできる。

今後もアドウェイズは、このようなユーザーの実態に即した調査データの共有や、マーケティング戦略の提案、効率的な意思決定を支援するバイタルサイン計測サービス「MARKETING DOC」など、マーケターの課題解決を行うソリューションを提供していく。

株式会社アドウェイズ
http://www.adways.net/

会社情報

会社名
株式会社アドウェイズ
設立
2001年2月
代表者
代表取締役社長 山田 翔
決算期
12月
上場区分
東証プライム
証券コード
2489
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