サムザップと東宝『呪術廻戦 ファントムパレード』は累計収益1億ドル(154億円)突破 10~40代から幅広い支持、ゲーマーも高評価 Sensor Tower調査

 

Sensor Tower(センサータワー)は、人気TVアニメ『呪術廻戦』IPを活用した初のモバイルゲーム『呪術廻戦 ファントムパレード』について2023年11月21日リリースから2024年6月末までの累計収益が1億ドル(154億6200万円)を突破したとするレポートを公開した。サイバーエージェント<4751>グループのサムザップと東宝<9602>が共同で展開している。

 

2024年5月21日にリリースから半年を迎えたことを記念し、ハーフアニバーサリーイベントを展開した。人気キャラクター五条悟(5月21日)、夏油傑(5月31日)、伏黒甚爾(6月3日)を段階的に実装し、同時にTVアニメ第2期のストーリーを追体験できるイベント「呪術廻戦 懐玉・玉折」もスタート。

ハーフアニバーサリーイベントの効果は売上ランキングで確認できる。イベント開始前日は74位だったが、イベント開始当日にはトップとなった。その後、順位は上下変動があるものの、6月3日の伏黒甚爾の登場に合わせて再びトップとなった。WAU(週間アクティブユーザー数)も過去最高を記録した。

 

同期間の収益では1位が『ウマ娘 プリティダービー』(Cygames)で、『呪術廻戦 ファントムパレード』は2位だったとのこと。CAグループ関連タイトルで1位、2位独占だ。一方、同期間の収益成長量では、多数のIPモバイルゲームがひしめき合う中、2位の『聖闘士星矢レジェンドオブジャスティス』に倍以上の差をつけてトップだった。

『呪術廻戦 ファントムパレード』の好調ぶりは、幅広い年齢層から支持されていることも1つの要因と指摘した。第2四半期における主な年齢分布は、18歳から24歳が22%、25歳から34歳が23%、35歳から44歳が36%と幅広い層に分布している。

また、ペルソナとしては、「コアゲーマー」「PCゲーマー」が上位を占めており、強力なIPだけではなく、ゲーム性も評価されていると推測している。

 

▼累計収益1億ドルを突破した呪術廻戦 ファントムパレード、ハーフアニバーサリーを迎えWAUが過去最高を記録
https://sensortower.com/ja/blog/phantom-parade-half-anniversary