モバイルファクトリー、第2四半期(1~6月)決算は売上高0.3%増、営業益0.8%増と増収増益を確保 『駅メモ!』10周年施策などが奏功
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モバイルファクトリー<3912>は、7月26日、2024年12月期の第2四半期累計(1~6月)の連結決算を発表、主力の『駅メモ!(ステーションメモリーズ!)』を中心とした位置ゲームの売上高微増や、広告宣伝費減少により増収・営業増益を確保した。
売上高16億1500万円(前年同期比0.3%増)
営業利益4億8700万円(同0.8%増)
経常利益4億8500万円(同1.7%増)
最終利益3億2800万円(同0.1%減)各セグメントごとの状況は以下のとおり。
①モバイルゲーム事業 売上高14億6800万円(前年同期比1.7%増)、セグメント利益4億2500万円(同13.5%減)
主力サービスの位置情報連動型ゲームである『駅メモ!』においては、収益の安定と強化を図るべく、ユーザーエンゲージメントを高めることに注力した。地方自治体や鉄道事業者との協業による地方創生および他社IPとのコラボイベントなどを実施したほか、『駅メモ!』10周年を記念したオリジナルグッズの販売や豪華声優陣による追加ボイスの配信を実施した。また、『駅メモ!』は今年で10周年を迎え、地図機能のアップデートをはじめとした10周年記念施策を行った。なお、ブロックチェーン事業撤退に伴う組織再編成を受け、『駅メモ!』へリソースを集中したことにより人件費が増加した。
②コンテンツ事業 売上高1億4700万円(同11.5%減)、セグメント利益1億1100万円(同2.1%減)
自社で運営している各着信メロディサービスの課金会員数は緩やかに減少した。③その他 売上高3万5000円(同96.5%減)、セグメント損益4900万円の赤字(前年同期1億2200万円の赤字)
ブロックチェーン事業およびSuishow事業で構成されいる。 -
■通期予想は従来予想を据え置き
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2024年12月期通期の業績予想については、従来予想から変更なく、以下のとおり。
売上高35億7000万円(前期比5.9%増)
営業利益10億6000万円(同12.1%増)
経常利益10億5400万円(同12.0%増)
最終利益7億300万円(前期実績はゼロ)
※過去12四半期分の四半期業績推移のグラフを追加しました。
会社情報
- 会社名
- 株式会社モバイルファクトリー
- 設立
- 2001年10月
- 代表者
- 代表取締役 宮嶌 裕二
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億1700万円、営業利益10億5800万円、経常利益10億5700万円、最終利益6億9900万円(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3912