Aiming、2Q(1~6月)決算は売上高10%減、7.4億円の営業赤字に転落 『カゲマス』が経年とアニメ終了の影響により減収に 開発案件の進捗で費用増加

  • Aiming<3911>は、7月30日、2024年12月期の第2四半期累計(1~6月)の連結決算を発表、非連結製作委員会の組成における他出資者との契約締結が遅延したことで、3億円強の受託売上と1億円強の営業外損失の計上が後ろ倒しとなったことで、売上高が予想を下回った一方で、各利益項目の赤字幅は予想より縮小した。

    売上高80億9600万円(前年同期比10.3%減)
    営業損益7億4800万円の赤字(前年同期4億1900万円の黒字)
    経常損益5億5300万円の赤字(同5億800万円の黒字)
    最終損益9億3400万円の赤字(同1億6000万円の赤字)

    『陰の実力者になりたくて!マスターオブガーデン』が経年とアニメ終了の影響により減収となったことに加え、前述の3億円強の受託売上の後ろ倒しの影響により、減収となった。

    一方、開発案件の進捗に伴い人件費、業務委託料が増加したことで、各利益項目とも大幅な赤字計上となった。

  • ■第3四半期累計業績も赤字計上の見込み

  • 2024年12月期通期の業績予想については非開示。同社は、スマートフォンを中心としたオンラインゲーム事業を展開しており、短期的な変化が激しいことなどから、実績の見通しについては適正かつ合理的な数値の算出が困難であるため、四半期ごとの決算短信発表時に翌四半期の業績見通しを公表するとしている。第3四半期累計(1~9月)の業績予想は以下のとおり。

    売上高136億3400万円(前年同期比1.4%減)
    営業損益2億2900万円の赤字
    経常損益4億2000万円の赤字
    最終損益4億6400万円の赤字

  • ※過去12四半期分の四半期業績推移のグラフを追加しました。