サイバーエージェント、第3四半期のメディア事業は営業利益3.3億円と2四半期連続で黒字 「ABEMA」マネタイズ進む、広告と周辺事業が成長
サイバーエージェント<4751>は、この日(7月31日)開催した第3四半期の決算説明会で、「ABEMA」を中心とするメディア事業の営業利益が3億3000万円となり、2四半期連続で黒字を達成したことを明らかにした。「黒字が定着しつつある」。これまで四半期ベースで20~30億円の営業損失を計上してきたが、ABEMAの成長とともに収益化が進んでいる。「ABEMA」の広告事業と周辺事業が特に好調に推移しているとのこと。
メディアとしての「ABEMA」は、「絶好調」といえるほど視聴者数が引き続き伸びている。「UEFA EURO 2024」や大谷翔平選手の登場するメジャーリーグベースボールなどスポーツ番組に加えて、アニメ、バラエティ、オリジナル作品など全体的に調子が良いとのこと。
▲ABEMAの周辺事業も公営競技だけでなく、アニメや興行、コマース、PPVなど広がりを見せている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751