スクエニHD、第1四半期のHDゲームは営業益41億円と前年41億円の赤字から黒字転換 開発費の償却負担や広告宣伝費の負担減る 第2四半期以降は主力IP含む新作投入
スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>は、この日(8月6日)、第1四半期の決算発表を行い、主力のHDゲームの業績について、売上高が前年同期比57.4%減の123億円と大きく減ったものの、営業利益は41億円と前年同期の41億円の赤字から黒字転換に成功したことを明らかにした。
同社では、『FINAL FANTASY XVI』や『ファイナルファンタジー ピクセルリマスター』などを発売した前年同期と比較して、新作タイトルからの売上が減少したことで大幅な減収になったものの、開発費の償却負担や広告宣伝費が前年から減少した、としている。
この四半期は『サガ エメラルド ビヨンド』のほか、『KINGDOM HEARTS -HD 1.5+2.5 ReMIX-』や『KINGDOM HEARTS HD 2.8 Final Chapter Prologue』、『KINGDOM HEARTS III + Re Mind(DLC)』『KINGDOM HEARTS INTEGRUM MASTERPIECE』を発売した。
なお、第2四半期以降は、『聖剣伝説 VISIONS of MANA』や『ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン』『Life is Strange: Double Exposure』『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』『FANTASIAN Neo Dimension』など主力IPを含む複数のタイトルを発売する予定だ。
売上高の推移は以下のとおり。
会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2428億2400万円、営業利益275億4800万円、経常利益389億4300万円、最終利益280億9600万円(2023年3月期)
会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
- 設立
- 1975年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3563億4400万円、営業利益325億5800万円、経常利益415億4100万円、最終利益149億1200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9684