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クルーズ<2138>は、8月7日、2025年3月期の第1四半期(4~6月)の連結決算を発表、GameFi事業の売上が予想よりも下回ったことで、計画を下回っての着地となった。
売上高35億4300万円(前年同期比3.2%増)
営業損益4億1300万円の赤字(前年同期2億7100万円の黒字)
経常損益3億6200万円の赤字(同4億6100万円の黒字)
最終損益2億8500万円の赤字(同3億9300万円の黒字)GameFi事業を担当するCROOZ Blockchain Labの第1四半期の売上高は2億4000万円、営業損益3億8100万円となった。営業損失を計上した主な要因は、『PROJECT XENO』が2024年5月の1周年セールは好調だったものの2024年4月および6月の売上が低調だったことと、『エレメンタルストーリーワールド』の売上が伸び悩んだこと、第三弾のブロックチェーンゲームである『エルゴスム』のリリース前追い込みで開発原価が増加したことによるものとなる。
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■第1四半期は増収も各利益項目は赤字予想に
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2025年3月期通期の業績予想については、同社グループを取り巻く事業環境の変化は大きく、新規性の高い事業や新たなビジネスにも積極的に取り組んでいることから、適正かつ合理的な数値の算出が困難であるため非開示としている。
なお、2024年3月期の決算発表では第1四半期の業績予想を開示していたが、上記と同様の理由で第2四半期以降の業績予想の開示を見合わせるという。
会社情報
- 会社名
- クルーズ株式会社
- 設立
- 2001年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 小渕 宏二
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高140億円、営業利益6億4400万円、経常利益6億2800万円、最終利益2億5400万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2138