ガンホー、2Q(1~6月)決算は売上高20%減、営業益28%減に 既存タイトル中心の展開で収益が逓減 台湾・香港・マカオで『Ragnarok: Novice Hearts』を配信開始
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ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>は、8月9日、2024年12月期の第2四半期累計(1~6月)の連結決算を発表、この四半期も既存タイトル中心の事業展開となったことで、2ケタの減収減益となった。
売上高536億5500万円(前年同期比20.7%減)
営業利益122億700万円(同28.5%減)
経常利益135億500万円(同25.5%減)
最終利益78億2200万円(同23.1%減)『パズル&ドラゴンズ』(以下『パズドラ』)は、引き続きより多くの方にを長期的に楽しんでもらうため、新ダンジョンの追加をはじめとする継続的なアップデートとともに、他社有名キャラクターとのコラボレーションを含む、イベントの開催などの取り組みを継続して行った。その結果『パズドラ』は2024年5月24日に国内累計6200万ダウンロードを突破した。
Nintendo Switch向け対戦ニンジャガムアクションゲーム『ニンジャラ』は、新コンテンツの追加やテレビアニメの放送など、包括的な取り組みを実施することで、世界累計1100万ダウンロードを突破、若年齢層を中心に好調なアクティビティを維持している。
また、子会社Gravityおよびその連結子会社が運営している「Ragnarok」関連タイトルは、6月6日に台湾・香港・マカオにて『Ragnarok: Novice Hearts』の配信を開始、加えて既存タイトルについてもアップデートやイベントの開催を継続的に実施することにより、引き続き連結業績に寄与した。
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■2024年12月期通期予想は引き続き非開示
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なお、2024年12月期通期の連結業績見通しは引き続き非開示。同社はコンテンツ関連の新規性の高い事業を展開しており、短期的な事業環境の変化が激しいことなどから、業績の見通しについては適正かつ合理的な数値の算出が困難であるため、としている。
※過去12四半期分の四半期業績推移のグラフを追加しました。
会社情報
- 会社名
- ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
- 設立
- 1998年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森下 一喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3765