東京都競馬、6月中間決算は最終利益27%増の44億円 公営競技堅調、東京サマーランド関連工事がなく 東京ダービーは売上レコード更新

東京都競馬<9672>は、7月31日、2024年12月期 第2四半期累計の連結決算を発表し、売上高186億6200万円(前年同期比7.3%増)、営業利益65億3200万円(同2.6%増)、経常利益65億4200万円(同2.7%増)、最終利益44億8700万円(同26.5%増)だった。

・売上高:186億6200万円(同7.3%増)
・営業利益:65億3200万円(同2.6%増)
・経常利益:65億4200万円(同2.7%増)
・最終利益:44億8700万円(同26.5%増)

同社では、全国の地方競馬では入場者数及び売上高が前年を上回る競馬場も多くみられ、同社グループでもインターネット投票サービスSPAT4(南関東4競馬場在宅投票システム)を中心とした公営競技事業の売上が、おおむね堅調に推移した、としている。最終利益の伸びが大きいが、これは前年に計上した東京サマーランド耐震工事関連費用が今期は発生していないため。

6月5日に行われた第70回東京ダービーは、競走体系がリニューアルされ新たな「3歳ダート三冠競走」として注目を集めたこともあり、1レースの勝馬投票券売上が26億円、1日あたりの勝馬投票券売上が47億円を記録し、売上レコードを大幅に更新したとのこと。

 

■2024年12月期の業績見通し

2024年12月期の業績は、売上高400億4700万円(前期比6.7%増)、営業利益123億4900万円(同7.6%減)、経常利益123億4100万円(同7.8%減)、最終利益86億7400万円(同2.6%増)、EPS316.46円を見込む。

・売上高:400億4700万円(同6.7%増)
・営業利益:123億4900万円(同7.6%減)
・経常利益:123億4100万円(同7.8%減)
・最終利益:86億7400万円(同2.6%増)
・EPS:316.46円

計画に対する進捗率は、売上高46.6%、営業利益52.9%、経常利益53.0%、最終利益51.7%となっている。

・売上高:46.6%
・営業利益:52.9%
・経常利益:53.0%
・最終利益:51.7%