マイネット、第2四半期(1～6月)決算は売上高2％減、営業益316％増に　昨年末に獲得したタイトルやBtoBソリューション（異業種）などが貢献

• マイネット<3928>は、8月14日、2024年12月期の第2四半期累計（1～6月）の連結決算を発表、売上高は前年同水準に留まった一方で、昨年末に獲得したタイトルやBtoBソリューション（異業種）などの収益貢献により営業利益は大幅に増加した。

  売上高46億7700万円（前年同期比2.1％減）
  営業利益3億900万円（同316.9％増）
  経常利益2億9300万円（同340.0％増）
  最終利益2億7600万円（同113.9％増）

  なお、昨年度までは単一セグメントだったが、新規事業への領域拡大の取り組みの中で最も順調に業績が推移し、量的重要性が増したため、セグメント区分を変更して「異業種事業セグメント」を追加した。

  ①ゲーム事業セグメント　売上高44億3900万円（前年同期比7.1％減）、営業利益2億5000万円（同237.8％増）
  運営領域においては、前年度末に獲得したタイトルを含め、既存のタイトル運営が好調に推移した。スポーツDX領域では、Bリーグの2023—24シーズンにあわせたBリーグ公認ファンタジースポーツ「B.LEAGUE#LIVE2023」が好調にシーズンを終えた。その他のラインについても開発中だ。

  ②異業種事業セグメント　売上高2億3800万円、営業利益5800万円
  グループ内連携による受注があったほか、採用の決定も増加しており、グループジョインによるシナジーが増した。

• ■通期利益予想を上方修正

• 2024年12月期通期の業績予想については、利益予想の上方修正をしており、以下のとおり。

  売上高96億円（従来予想据え置き、前期比10.1％増）
  営業利益2億2000万円→3億2000万円（増減率45.5％増、前期比89.9％増）
  経常利益1億7000万円→2億9500万円（同73.5％増、同135.3％増）
  最終利益1億6500万円→2億8000万円（同69.7％増、同95.4％増）

※過去12四半期分の四半期業績推移のグラフを追加しました。