DMM Bitcoin、24年3月期決算は営業収益184%増の54億円、営業利益22億円と大幅増収・黒字転換 "後発事象"としてビットコインが不正流出

DMM Bitcoinの2024年3月期(第8期)の決算は、営業収益54億0500万円(前の期比184%増)、営業利益22億9500万円(前の期15億2500万円の損失計上)、経常利益22億2300万円(同15億2000万円の損失計上)、最終利益18億3600万円(同15億3600万円の損失計上)と大幅増収・黒字転換となった。顧客口座数は45万0875(同19%増)、顧客の預かり資産は962億1900万円(同137%増)となったとのこと。

同社は、仮想通貨取引所「DMM Bitcoin」の運営を行っている。

なお、第9期の事象になるが、2024年5月31日に同社ウォレットからビットコインの不正流出が発生した。不正流出したビットコインは4,502.9BTC(約482億円相当)であり、その不正流出にかかる特別損失の発生が見込まれる。不正流失したユーザーからの預りビットコイン全量については全額補償すると発表した。

そして、同年6月7日に480億円の増資、6月10日に20億円の長期借入金による資金調達をグループ会社から実施するとともに、6月10日に配当金相当額の約11億円を親会社へ支払った、としている。

業績推移は以下のとおり。

合同会社DMM.com
https://dmm-corp.com/

会社情報

会社名
合同会社DMM.com
設立
1999年11月
代表者
最高経営責任者 亀山 敬司
決算期
2月
企業データを見る