AIQVE ONE、モバイルゲーム開発のQA工程を生成AIで自動化する次世代ゲームテスティングソリューション「Playable!Mobile」ベータ版の先行提供を開始

AIQVE ONE(アイキューブワン)は、モバイルゲーム開発のQA (品質保証)工程を生成AIで自動化する次世代ゲームテスティングソリューション「Playable!Mobile」ベータ版の先行提供を開始した。

これに先立ち、本日(8月22日)よりサービスサイトに「Playable!Mobile」の詳細機能や導入実績を追加し、ベータ版の無料提供を先着10社限定で実施している。なお、正式版のリリースは2024年11月を予定している。

また、「Playable!Mobile」は、ドリコム<3793>が運営するタイトルのテスト自動化にも採用されており、同社が発表したゲーム開発専用AI SaaSプラットフォーム「ai and(アイアンド)」のパートナーとして「Playable!Mobile」が業務提携した。

▼「Playable!Mobile」サービスサイト
https://playable.qa/mobile

■「Playable!」 のこれまでの課題

「ゲームQAをより高度に、より迅速にし、クリエイターの挑戦の機会を増やす」をコンセプトに展開している「Playable!」は、ゲームQAにかかる多くの時間や判断をコンピュータ・AIに代替させ、 人がより高度で創造的なQAにリソースを使うための次世代ゲームテスティングソリューション。「Playable!」の既存サービスである「General Agent」は、自然言語を用いてゲームアプリのテストプレイを汎用的に実行できる機能だが、タイトルごとにステートマシンを個別に実装する必要があり、テストエンジニアにとって導入のハードルが高いという課題があった。

この課題解決のために開発されたのが「Playable!Mobile」だ。Unity開発のモバイルゲームに最適化された「Playable!Mobile」は、これまでの課題を一挙に解決し、プラグインをプロジェクトに追加するだけで、生成AIによるテスト自動化をすぐに開始する。

■「Playable!Mobile」が解決すること

「Playable!Mobile」は、特定のタスクを達成させるための手順を生成AIに考えさせることで、抜け道の発見や難易度調整を自動化し、既存のテストケースのテスト手順と期待動作を入力してノーコードでテストを自動化する。日本語で指示が出せるため、従来の自動テストと比較して変更が容易であり、継続的なメンテナンスが可能だ。

また、人の手を介さず文字列でゲームを操作できるため、例えば1人の指揮により100台のエージェントを同時に動作させる超並列テストが可能になる。これによりテストのカバレッジ最大化・コスト削減を実現し、従来の手動テストに比べてより効率的でスピーディーなテストプロセスを提供する。

■「Playable!Mobile」機能のポイント

①テスト設計書に基づいたシーケンス実行
Excelやスプレッドシートで作成されたテスト設計書を読み込み、テストケースをシーケンス実行できる。手動テストから最小限の移行コストで高度なテスト自動化を実現する。

②通しプレイ・リグレッションテスト
簡単な命令だけで、チュートリアル突破・ログインボーナス確認・ストーリー進行確認などの通しプレイを実施できる。これにより高頻度のリグレッションテストを実現し、ゲームの品質を常に高く保つことができる。

③画面遷移グラフ・知識グラフの活用
ゲーム内の画面遷移や過去の実行結果から得られた情報を知識として収集し活用する。テスト実行をすればするほど、精度の高い自動テストを高速で提供できるようになる。

④CI/CDパイプラインとのインテグレーション
CUIベースでテスト実行が可能だ。これにより、CI/CDパイプラインとのシームレスなインテグレーションを提供する。継続的なテストとリリースサイクルを最適化し、開発効率を大幅に向上させる。

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