クオンタムソリューションズ<2338>は、この日(8月26日)、クラウドゲーム用プラットフォームの運用を行うユビタスとの間で、 AIDC事業(AI データセンター事業)に関する業務提携に向けた基本合意書を締結すると発表した。
同社は、GPU サーバーの取引事業、ゲーム事業、生成型人工知能(AI)事業の提供を行っているが、将来的には AIDC 事業を日本及び世界に拡大する計画を検討している。
なお、AIDC 事業に関しては、ネットワークサービスであるため、顧客を日本国内に限定する必要がなく、サービスのリリースに際しては海外展開が可能であると認識している。
この計画に伴い、今回、ユビタス社と同社の AIDC 事業に関する業務提携に向けての基本合意書を締結し、最終合意に向けて協議を進めることとなった。
ユビタス社は、2012年に設立され、AI ソリューション、クラウドソリューション、GPU 仮想化技術、クラウドストリーミングプラットフォームの事業に特化しており、GPU クラウドインフラの構築においても豊富な経験を有している。
また、ゲーム、メディア、エンターテイメント、小売などの複数の業界において、AI ソリューションの導入を推進するパイオニアであるとのこと。
ユビタスは、NCP(Network Computing Platform)としての技術的リソースを活用し、現在同社に在籍している技術スタッフのさらなるトレーニングを担当するとともに、将来的にはこのプロジェクトに専念する技術チームを新たに採用する予定。また、本件に必要な資金及びその調達方法は未定だが、現時点において新たな資金調達の検討は行っていないという。
会社情報
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- クオンタムソリューションズ