gumiのブロックチェーンゲームの新作パイプライン 世界に通用するIP含む計10本開発 今期は『エルゴスム』や『TOKYO BEAST』など4本リリース

 

gumi<3903>は、ブロックチェーンゲームの新作について、合計で10本開発していることを本日(9月10日)公開の第1四半期の決算説明資料で明らかにした。内訳をみると、開発中が7本で、企画中は3本となる。「世界に通じるIP」を含む複数のIPタイトルを企画・開発しているとのこと。

 

気になるのは2025年4月期中にリリースする予定の本数だが、今期中には複数タイトルを配信するとのこと。配信スケジュールを見ると、今期中には4本程度を予定しているようだ。

 

最も早くリリースされるのは、10月11日に配信する予定の『エルゴスム』だろう。こちらについては、CROOZ Blockchain Labと開発中のタイトルで、事前登録者数が20万人を超えたとのアナウンスを行っている。

本作はは、“禁忌に触れた少女たちの運命"を、美しいグラフィックと歌で彩るWeb3-インクリメンタルRPG。ゲームしている間だけでなく、ゲームをプレイしていない間も自動的にアイテム(暗号資産)が獲得できる「Leave to Earn」システムを採用するとのこと。

 

また、『ブレイブ フロンティア』シリーズの新作『ブレイブ フロンティア バーサス』についてはSui Foundationと共同開発を進めており、来期である2026年4月期中に配信するとのこと。

『手軽さを“夢中"に、楽しいを“価値"に。』カードゲームのシステムに、世界最高峰のドット絵が織り成す爽快バトルが楽しめる。eスポーツのゲームとして開発を進めているそうだ。

 

また、クリプトエンターテインメントプロジェクト『TOKYO BEAST(トーキョービースト)』も今期中に配信する予定だ。デベロッパーにgumi<3903>、テクノロジー・ファイナンスアドバイザリーにチューリンガムを迎えたとのこと。

ゲームと暗号資産を融合させた新たなエンターテインメント体験を生み出すプロジェクトで。日本の有名なゲームの開発や運営を行ってきた経験豊富なスタッフが多数参加し、Web3ゲームとしては類を見ない開発予算を投入した完全オリジナルの大型プロジェクトだという。

 

このほか、国内大手パブリッシャーとの協業やIPを使ったタイトルを行っているそうだ。

 

株式会社gumi
http://gu3.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社gumi
設立
2007年6月
代表者
川本 寛之
決算期
4月
直近業績
売上高120億6600万、営業損益50億4000万円の赤字、経常損益45億1400万円の赤字、最終損益59億3400万円の赤字(2024年4月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3903
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