GLOE、第3四半期(11～7月)決算は5300万円の営業赤字を計上　通期業績予想の下方修正を実施　配信技術研究所を連結子会社化

GLOE<9565>は、9月12日、2024年10月期の第3四半期累計（11～7月）連結決算を発表、前年同期は非連結の単独決算のため、前年同期比較はないものの、各利益項目は赤字計上となった。

売上高15億4500万円
営業損益5300万円の赤字
経常損益5500万円の赤字
最終損益8600万円の赤字

eスポーツイベントの企画・運営を行う「クライアントワークサービス」では、事業会社が主催する社内交流・企業ブランディングを目的としたイベントやインフルエンサーが主催となるイベントなど、従来eスポーツの中心であった競技大会だけではないゲーム・eスポーツを活用した新たな案件が増加した。

eスポーツの新たな価値を創造する「ブランドプロデュースサービス」では、ストリーマーやプロゲーマーなどのインフルエンサーを起用したPRやイベントのニーズが依然として強く、関連するキャスティング関連などの売上高が増加した。

なお、ライブ配信の技術面でのサポート事業を展開する配信技術研究所の株式を取得し、連結子会社化した。

■通期業績予想を下方修正

2024年10月期通期の連結業績予想については、クライアントワークサービスにおいて下期の受注額が期初の目標を下回ったことを受け、売上高・利益ともに予想の下方修正を実施しており、以下のとおり。

売上高26億円→22億7000万円（増減率12.7％減、前期比0.3％増）
営業損益1億5000万円の黒字→ゼロ
経常損益1億5000万円の黒字→300万円の赤字
最終損益9500万円の黒字→3100万円の赤字