【ゲームエンタメ株概況(9/18)】「スマスロ モンハンライズ」を発表の円谷フィールズHDが4日続伸 子会社でらゲーの新作リリースを材料にケイブが乱高下

9月18日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに反発し、前日比176.95円高の3万6380.17円で取引を終えた。為替が円安方向に振れたことで午前中は買いが大きく先行したものの、後場に入ると米FOMC(連邦公開市場委員会)の結果待ちで手控えムードが強まり、上げ幅を縮小した。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業93銘柄のうち、上昇は53銘柄(57%)、下落は33銘柄(35%)、変わらずは7銘柄(8%)で、上昇した銘柄のほうが多かった。
中で、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>や円谷フィールズHD<2767>、enish<3667>などが買われた。円谷フィールズHDは、前日9月17日に子会社のフィールズがパチスロ新機種として「スマスロ モンスターハンターライズ」を発売すると発表したことが新たな評価材料となったようだ。
また、SMBC日興証券が同社の投資判断「2」は据え置いたものの、目標株価を3500円から4000円に引き上げたサンリオ<8136>が続伸した。
ビーグリー<3981>は続伸し、年初来高値を更新した。
半面、ケイブ<3760>が下げ幅を拡大して3日続落した。ケイブは、午前中は子会社でらゲーがこの日にリリース予定の新作『メテオアリーナ』への期待で急騰する場面があったものの、リリースが正式発表されて後場に入ると利益確定の売り物に大きく押される展開となったもよう。
ほか、ドリコム<3793>やサイバーステップ<3810>、エクストリーム<6033>などが売られた。

会社情報
- 会社名
- 株式会社ケイブ
- 設立
- 1994年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高139億6900万円、営業利益11億3300万円、経常利益11億3100万円、最終利益2億4600万円(2025年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3760
会社情報
- 会社名
- 円谷フィールズホールディングス株式会社
- 設立
- 1988年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 グループ最高経営責任者 山本 英俊
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1405億8100万円、営業利益152億9500万円、経常利益164億6200万円、最終利益111億5800万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2767
会社情報
- 会社名
- 株式会社サンリオ
- 設立
- 1960年8月
- 代表者
- 代表取締役社長 辻 朋邦
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1444億400万円、営業利益518億600万円、経常利益534億5300万円、最終利益417億3100万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 8136