テンダ、第1四半期(6~8月)決算は売上高43%増、 営業益57%増に DXソリューション事業で大口案件の好調続く 前期のM&Aによる収益拡大も寄与

  • テンダ<4198>は、10月8日、2025年5月期の第1四半期(6~8月)の連結決算を発表、DXソリューション事業で継続している大口顧客からの受注が好調に推移したことや前期に子会社化したリーサコンサルティングとSkyartsの寄与などにより、大幅な増収増益を達成した。

    売上高15億3500万円(前年同期比43.4%増)
    営業利益1億9000万円(同57.4%増)
    経常利益1億9400万円(同57.6%増)
    最終利益1億5000万円(同94.4%増)

    各セグメントごとの状況は以下のとおり。

    ①DXソリューション事業 売上高10億5300万円(前年同期比41.3%増)、セグメント利益2億8600万円(同71.4%増)
    前期の第4四半期より継続している大口顧客からの受注が好調に推移したことに加え、新たに連結子会社となったリーサコンサルティングが売上高の拡大に加え、人材確保の面で寄与した。

    ②Techwiseコンサルティング事業 売上高2億1500万円(同0.0%減)、セグメント利益6200万円(同7.7%減)
    自社プロダクト製品「Dojo」シリーズや、Microsoft製品関連サービスについてのセミナーについても引き続き開催し、顧客基盤の拡大に向けた施策を行う一方で、構造改革に伴う開発費および人件費などの先行投資費用が発生した。

    ③ゲームコンテンツ事業 売上高2億5200万円(同130.3%増)、セグメント利益2000万円(同21.1%減)
    前期からゲームプラットフォーム「ヤマダゲーム」へのサービス提供が順調に推移していることに加え、前期に新たに連結子会社となったSkyartsにおいて新たな受託開発案件を複数獲得したことが寄与し、売上高は好調に推移した。一方、利益面では大手パブリッシャーの経営戦略見直しによる大型案件終了の影響や戦略投資などの影響によりセグメント利益は前年同期比減となった。

  • ■通期業績予想は変更なし

  • 2025年5月期通期の連結業績予想については、従来予想から変更なく、以下のとおり。

    売上高60億円(前期比15.9%増)
    営業利益7億円(同28.2%増)
    経常利益7億円(同27.9%増)
    最終利益4億円(同17.3%増)

株式会社テンダ
https://www.tenda.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社テンダ
設立
1995年6月
代表者
代表取締役会長 取締役会議長 小林 謙/代表取締役社長CEO 薗部 晃
決算期
5月
直近業績
売上高51億7500万円、営業利益5億4500万円、経常利益5億4700万円、最終利益3億4100万円(2024年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4198
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