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松竹<9601>は、10月11日、2025年2月期通期の連結業績予想の修正を発表、映画興行の低調な推移や持分法による投資損失が増加したことで、予想の下方修正を実施した。
なお、持分法による投資損失の影響で、経常利益と最終利益の予想は従来の黒字予想から一転赤字転落となる。
売上高917億円→867億円(増減率5.5%減)
営業利益13億円→10億円(同23.1%減)
経常損益13億円の黒字→28億5000万円の赤字(前期28億6600万円の黒字)
最終損益35億円の黒字→5億8000万円の赤字(同30億1600万円の黒字)主に子会社の松竹マルチプレックスシアターズによる映画館事業において、映画興行全体が当初の見通しに比べ低調に推移している直近の状況を踏まえ今後の興行収入の見通しを見直した結果、売上高、営業利益の業績予想を見直した。
また、持分法適用関連会社のBS松竹東急の経営計画の見直しに伴い、同社に対する議決権のない優先株式についてグループが事実上負担することになると考えられる損失35億円を持分法による投資損失に含め、営業外費用として計上し、経常損益と最終損益は赤字計上となる見込みとなった。
会社情報
- 会社名
- 松竹株式会社
- 設立
- 1920年11月
- 代表者
- 代表取締役会長 会長執行役員 迫本 淳一/代表取締役社長 社長執行役員 髙𣘺 敏弘/代表取締役 副社長執行役員 武中 雅人
- 決算期
- 2月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9601