NTTドコモ、MUGENUPの全株式を取得して完全子会社化 オリジナルコミックの企画・制作機能を強化 IPの創出をさらに推進へ
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NTTドコモは、本日（10月15日）、MUGENUPの全株式を取得し、完全子会社化することを発表した。具体的な取得額などは非開示。
MUGENUPは、デジタルコンテンツの制作受託、制作管理ツールの開発とSaaS展開を手掛けるコンテンツ制作スタジオで、国内最大規模のタテヨミコミック制作スタジオ「MUGEN FACTORY」を運営している。
「MUGEN FACTORY」では、経験豊富なアートディレクターが在籍するほか、約5万名のクリエイターとのネットワークの活用や制作管理ツールを用いた制作フローの効率化によって、高品質なタテヨミコミックの企画・制作に取り組んでいる。ドコモのオリジナル出版レーベル「weavin（ウィービン）」にて、「運命の相手は上司だった」「異世界転生したら、推しの敵役のメイドになりました」をはじめとする多くの人気作品を制作している。
ドコモは「ｄブック」「Lemino」「ｄアニメストア」などのコンテンツ配信サービスの提供に加え、オリジナルコミックやアニメ・映像作品の制作などのIPの創出も行っており、IPを起点としたユーザーとの接点拡大にも取り組んでいる。コミックはアニメ・ドラマなどのエンタメ事業の源流として、重要なIPと捉えているという。
今回、MUGENUPの完全子会社化により、オリジナルコミックの企画・制作機能を強化することでIPの創出をさらに推進していく。制作したオリジナルコミックは、「dブック」をはじめとするさまざまな電子書籍配信プラットフォームで提供するだけでなく、オリジナルコミックを原作とする映像制作および映像配信プラットフォームでの提供も行っていく。また、ドコモの各種サービスと連携した取り組みなども行っていくことで、ドコモのIPビジネスのさらなる拡大をめざしていくとしている。
