【ゲームエンタメ株概況(10/15)】1Q好決算を発表のケイブがS高 新作『WIND BREAKER 不良たちの英雄譚』を発表でAimingは7日ぶり反発
10月15日の東京株式市場では、日経平均は4日続伸し、前日比304.75円高の3万9910.55円で取引を終えた。連休中の米国市場高や為替の円安推移もあって朝方から買いが先行し、一時は7月19日以来の4万円大台に乗せる場面もあった。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業94銘柄のうち、上昇は50銘柄(53%)、下落は41銘柄(44%)、変わらずは3銘柄(3%)で、上昇した銘柄のほうが多かった。
中で、ケイブ<3760>に朝方から買いが殺到し、ストップ高まで買われた。ケイブは、前週末10月11日に発表した第1四半期決算が売上高で前年同期比36%増、営業利益で同92%増と好調だったことが市場から素直に評価されたようだ。
また、完全新作ゲーム『WIND BREAKER 不良たちの英雄譚』を発表したAiming<3911>が変わらずを挟んで7日ぶりに反発したほか、子会社アトラスの新作『メタファー:リファンタジオ』が早くも全世界累計販売本数で100万本を突破したと発表したセガサミーHD<6460>も4日ぶりに反発した。
ほか、DLE<3686>が急騰し、enish<3667>とオルトプラス<3672>も買われた。
半面、IGポート<3791>が大幅安となり、3日続落した。前週末10月11日に発表した第1四半期決算で売上高や営業利益の好調が目立ったものの、税負担の増加などで最終利益が前年同期比31.4%減と大きく落ち込んだことが市場からネガティブに受け止められたもよう。
そのほか、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>の下げがきつく、東映アニメ<4816>やテンダ<4198>なども売られた。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ケイブ
- 設立
- 1994年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高122億7400万円、営業利益18億7000万円、経常利益19億4300万円、最終利益14億4100万円(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3760
会社情報
- 会社名
- 株式会社Aiming
- 設立
- 2011年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 椎葉 忠志
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高181億9900万円、営業損益13億900万円の赤字、経常損益11億円の赤字、最終損益22億2700万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3911
会社情報
- 会社名
- セガサミーホールディングス株式会社
- 設立
- 2004年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 里見 治/代表取締役社長 グループCEO 里見 治紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高4678億9600万円、営業利益568億3600万円、経常利益597億7800万円、最終利益330億5500万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6460