星見ヶ丘学園ゲーム製作部、現代ファンタジーADV『明日、嘘がわからなくなっても』Steam版を10月18日よりリリース

ゲーム開発サークスの星見ヶ丘学園ゲーム製作部は、公開中のノベルゲーム『明日、嘘がわからなくなっても』の新しい展開として、Steam版のストアページとびプロモーション映像を公開したことを発表した。無料公開されているバージョンにボイスを追加したもので、10月18日よりプレイできるとのことだ。

 

▼プロモーション映像

 

■今度の舞台はSteam版!

各種ブラウザプラットフォームで公開した本作に、本編ボイスを追加した『Steam 全年齢版』が登場。先日発売した、年齢制限のある『Complete』版とのちょうど中間のような位置づけで、場所を選ばず、より幅広いプレイヤーが楽しめる仕様となっている。

プレイヤーは、他人の夢に入り込むことができる落ちこぼれ高校生「准」となり、何かと世話を焼いてくれる先輩ヒロイン「オリ姉」に隠した秘密を覗いていくことになる。

 

▼身近に一人は欲しい甘やかし型ヒロイン「オリ姉」のCVは「和央きりか」さんが担当している

 

5ちゃんねる「ニュー速VIP」のユーザーが発端となって2019年にリリースしたADV『今日、真夏の星を、愛衣と』の世界観を引き継ぎ、「オリ姉ルート」の側面を見せながらも、星空が特徴的な東京の片田舎、「あったらいいな」をギリギリ追求したファンタジー設定など、単発のゲームとして魅力的な舞台設定が活かした作品になっている。

 

▼『今日、真夏の星を、愛衣と』のキャラクターも登場するが、大きく今回のストーリーに関わることはない

  

■ “嘘"と、“恋"に翻弄されるヒロイン・オリ姉

本作のストーリーは分岐のない一本道(※『今日、真夏の星を、愛衣と』は9つのマルチエンディング)で、全体のプレイ時間は2時間程度のボリュームとなっている。

前作で、主人公は病弱なヒロインとの恋を成就させるものの、エンディングの1つではその少女を喪ってしまう。他人の嘘を見抜けてしまう不思議な現象をもつオリ姉は、彼に惹かれていくことから目をそらしつつも、その過程からアフターケアまで、彼を甲斐甲斐しくサポートしていた。しかし、やがてその感情を隠しきれなくなっていく。

 

▼日常系ストーリーの中に潜む、甘やかし型ヒロインの激情を覗けば、誰しも彼女を救ってあげたくなることだろう

 

▼感情移入を助長する画面演出も本作のポイント。2Dのカメラワークをフル活用した演出は、“ガチ恋"を意識して作られている

  

■星見ヶ丘学園放送部による366日X(Twitter)BOTも稼働中

本作のヒロインであるオリ姉は、星見ヶ丘の街を知ってもらうべく毎日X上で情報を発信している。年間366日にあわせたセリフが用意されており、たまに日々戦う社会人を優しく労ってもくれる。時間軸は本作および「今日、真夏の星を、愛衣と」のストーリーと連動しており、まるで本当にこういった学校や街があるかと思わせてくれるような没入感を与えてくれる。

▼星見ヶ丘学園放送部X
https://twitter.com/today_natsu_may/

▼Steamストアページ
https://store.steampowered.com/app/3096780/_/

 

©2020 - 星見ヶ丘学園ゲーム製作部