バンダイナムコHD、第2四半期(24年7~9月)業績は売上、利益とも四半期ベースで過去最高…デジタルとトイホビー中心に全事業が増収増益

バンダイナムコホールディングス<7832>は、2025年3月期 第2四半期(24年7~9月)の連結決算について、売上高3293億7300万円(前年同期比18.8%増)、営業利益679億7700万円(同81.4%増)、経常利益649億2800万円(同57.6%増)、最終利益459億5000万円(同51.3%増)となる大幅増益となる見通しだ。この日(10月23日)発表した業績予想の修正で判明した。四半期ベースとして売上高、利益ともに過去最高となるもようだ。

・売上高:3293億7300万円(同18.8%増)
・営業利益:679億7700万円(同81.4%増)
・経常利益:649億2800万円(同57.6%増)
・最終利益:459億5000万円(同51.3%増)

 

同社では、デジタル事業とトイホビー事業の業績が、利益率の高い商品・サービスのヒットにより大きく伸長する見込み。IPプロデュース事業とアミューズメント事業も好調に推移し、全ての事業が前年同期比で増収増益となるという。

デジタル事業では、家庭用ゲームにおいて『ELDEN RING』の大型ダウンロードコンテンツ『ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE』のワールドワイド市場でのヒットに加え、『ELDEN RING』のリピート販売が好調に推移した。

ネットワークコンテンツにおいては、主要アプリタイトルに加え、新作アプリタ イトル『学園アイドルマスター』が好調なスタートを切った。

トイホビー事業では、プラモデルなど のハイターゲット(大人)層向け商品やトレーディングカードゲームなどのカード商材、カプセルトイや菓子などの商品が国内外で人気となった。

また、IPプロデュース事業では、劇場作品『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の興行収入の計上に加え、IP作品のグローバル展開や配信が好調に推移した。

アミューズメント事業では、グループの商品・サービスと連携したバンダイナムコならではの施設やアクティビティ施設が人気となった。

業績推移は以下のとおり。 

 

株式会社バンダイナムコホールディングス
http://www.bandainamco.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社バンダイナムコホールディングス
設立
2005年9月
代表者
代表取締役社長 川口 勝
決算期
3月
直近業績
売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7832
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