SEH&I、第2四半期(4~9月)決算は売上高0.3%減、営業益28.3%減に 書籍や電子書籍は好調もコーポレートサービスやソリューションなどが苦戦

  • SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ(SEH&I)<9478>は、10月24日、2025年3月期の第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表、出版事業の書籍や電子書籍、イベントは堅調に推移したものの、コーポレートサービス事業やソフトウェア・ネットワーク事業、教育・人材事業が苦戦し、減収減益での着地となった。

    売上高36億600万円(前年同期比0.3%減)
    営業利益4億6600万円(同28.3%減)
    経常利益4億8800万円(同16.3%減)
    最終利益3億1900万円(同16.4%減)

    ・出版事業
    書籍や電子書籍、イベントは堅調に推移したものの、オンライン広告市場の低迷や原価や販売コストの上昇もあり、売上高21億5600万円(前年同期比7.3%増)、セグメント利益(営業利益)3億7100万円(同8.3%減)となった。

    ・コーポレートサービス事業
    既存クライアントからの受注減を主因に、売上高3億5100万円(同期比21.9%減)、セグメント損益(営業損益)2300万円の赤字(前年同期2700万円の黒字)となった。

    ・ソフトウェア・ネットワーク事業
    ゲームの自社サービス事業、コンテンツ事業は堅調に推移したものの、ソリューション事業売上が軟調に推移したことや技術者の育成コスト負担などにより、売上高3億8900万円(同8.4%減)、セグメント利益(営業利益)ゼロ(前年同期比98.4%減)となった。

    ・教育・人材事業
    IT人材研修事業売上が期の後半において増加基調に転じたものの、医療関連人材紹介事業売上が弱含みで推移したことや採用コストなどの増加により、売上高4億9400万円(同2.3%減)、セグメント利益(営業利益)1億2000万円(同20.8%減)となった。

    ・投資運用事業
    安定的な投資運用量増加に伴う配当金収入が増加した一方、前年同期の債券償還益の反動もあり、売上高2億1300万円(同4.0%減)、セグメント利益(営業利益)1億6300万円(同6.1%減)となった。

  • ■通期予想は変更なし

  • 2025年3月期通期の連結業績予想は、従来予想から変更なく、以下のとおり。

    売上高73億円(前期比0.2%減)
    営業利益10億円(同17.8%減)
    経常利益9億4000万円(同17.8%減)
    最終利益6億2500万円(同14.4%減)

SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ(SEH&I)

会社情報

会社名
SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ(SEH&I)
企業データを見る