フロンティアワークスは、12月24日の発売を予定しているドラマCD『アクアリウムは踊らない』より、出演キャストからドラマ収録の感想コメントを公開した。また、サウンドドラマとサウンドトラックの試聴動画が、フロンティアワークス公式YouTubeチャンネルにて公開された。
本作は、ホラー嫌いの作者・橙々氏がたった一人で8年間を費やし開発・完成させたフリーホラーゲーム。ドラマCDはゲーム原作者・橙々氏による新規書き下ろしシナリオ2編&初の公式キャスティングで展開。、「アクアリウムは踊らない」の世界観に深く浸れるサウンドドラマ&音楽集の2枚組CDとなっている。
キャストコメント
スーズ役:黒沢ともよさん
レトロ役:花守ゆみりさん
ルル役:佐藤聡美さん
キティ役:釘宮理恵さん
クリス役:たみやすともえさん
コウペン役:島崎信長さん
ヤドカリ役:橙々さん(原作/脚本)
■収録を終えての感想をお願いいたします。
黒沢さん
収録では、原作者の橙々さんにもお会いできたのですが、そのお人柄を知り、作品への大きな愛を感じながらのアフレコはとても幸福な時間でした。キャラクターの一人一人が鮮やかに息づいているのが心地よくて、更なる物語がこの先も続いていくことを既に期待してしまっています。
花守さん
どこか不気味で、不思議で…だけどとっても愛おしい世界観の作品でした。スーズとレトロの掛け合いや、かっこいいバトルシーンも盛り沢山で、全編通してとても楽しく演じさせていただきました…!
佐藤さん
比較的シリアスな展開もある中で、ルルちゃんはずっと変わらず「ぽやや~ん」としているなと思いました。そこが可愛かったですし、芯の強さを感じられる台詞もあって演じていて楽しかったです! 橙々さんが現場に来てくださって、和気藹々とみんなでお喋り出来たのは楽しかったな~。巻末トークは、ややカオスなので是非聴いてほしいです。ふふふ!
釘宮さん
和やかな雰囲気の中、楽しく収録させていただきました。キティがドタバタしたり、感情がころころ変わるのが新鮮で可愛らしいキャラクターだな、と感じました。
たみやすさん
おかしい…私は楽しく「アクアリウムは踊らない」の実況配信をしていたらいつの間に「アクアリウムは踊らない」の中にいた…。世の中何が起きるかわからないものです。たみやすともえです。「アクおど」を皆はどこで知りましたか? 私は、橙々さんの愉快なポストからです。「ホラー嫌いが、仲間に蒸発されて1人で8年かけて作ったホラーゲーム」…なんでしょう、この属性盛り盛りな面白そうなホラゲは。そしてプレイしてみると、一人一人が愛おしくなるキャラクターの数々、謎解きやミニゲーム、ゾッとくるホラー表現、だんだんビアンカ水族館が謎の生命体ひしめく不思議な世界に。今回クリスを演じることが出来たことも含めて「アクアリウムは踊らない」から不思議な体験をさせて頂きました。感謝。
島崎さん
奥底で流れている深い世界設定はありつつ、基本的にコウペンさんはずっと楽しそうだったので、僕自身も収録していて楽しかったです。次はさらに色んなコウペンさんを演じてみたいと思いました。
橙々さん
「作者が声優参加」はちょっと本当に意味が分からない。けど、どんな風になってるか気になりませんかそこの君!?…と、言いつつ実は私は小さい頃声優さんに憧れていたのです。「キャラに命を吹き込むってどんな気分なんだろう、いつかやってみたいな」と思っておりました。長年の夢が叶った瞬間でした。マイクの前で一生懸命「シャアシャア」言っていました。あと、豪華声優陣と肩を並べてクロストークしたのに、ほとんど噛まなかった私を誰か褒めておいてください。いやぁ…一緒に収録できたことが本当に幸せだったし、夢みたい…。未来のゲームクリエイター、こんな風に声優をやることになるかもしれないぞ、気を抜くな。
■はじめてキャラクターを演じた中で、特に印象に残っているシーンを教えてください。
黒沢さん
レトロとの掛け合いが愉快で、レトロとのシーンはずっと楽しく演じさせていただきました。動きのある展開と、ひとつひとつテンポよく進んでいくところが楽しいです。
花守さん
レトロがスーズに手当をしてもらうシーンです。レトロとスーズの不器用な優しさが詰まっていて、台本を読んでいる時からキュンとしてしまいました。
佐藤さん
スーちゃんの事を話しているシーンが好きです。彼女の優しいところ、好きなところをルルちゃんが教えてくれるのですがどんな時に優しさを感じるか、何を優しさだと感じるかの着眼点が素敵だな…と台本を読んでいて胸が暖かくなりました。優しいスーちゃんと、人の良いところ探しが上手なルルちゃんが愛おしくてたまりません…!
釘宮さん
常にルルの事を思っていて、精神的な繋がりが深い関係性なのだな、とシーンが進むごとに実感しました。ほんの一瞬、ソファでルルが休むのを見守るシーンがキャラクターを象徴しているようで印象に残っています。
たみやすさん
あっ!ネタバレだ!!と思いました(笑) 最初のページの中の台詞までは綺麗なクリスさんでと思ってたのに!! その分、ドラマCDで掘り下げた心情や、スーズ達の旅の裏でビアンカ水族館で起きていたことを垣間見れたように思います。ゲームをプレイしてからお楽しみいただきたいですね!
島崎さん
台詞の中にさりげなく出てくるドクターとの関係性がとても気になります。いつかそこを掘り下げたお話を読みたいし、声をあてたい!
橙々さん
声優目線だと、ヤドカリにコウペンとレトロが話しかけているシーンです。演技を聞いて「2人とも、そんな優しく話しかけてくれるのぉ…」とキュンとしていました。シナリオ担当目線だと、クリスとレトロが話すシーンです。実はこちらはゲーム内に入れようとしたのに泣く泣くカットした箇所です。聞いていただければすぐに理由はわかるかと思います。このシーンを、まさかボイス付きで聞くことができるとは思っておらず本当に幸せです。
■発売を楽しみにしているお客様へ一言メッセージをお願いします。
黒沢さん
あの!「アクアリウムは踊らない」に声がつくということで、楽しみにしてくださっている方がたくさんいらっしゃると伺いました。私自身もこの作品を楽しみながら収録をしたので、いろんなところを掬い取って皆様にもどうか楽しんでいただければなと思います!
花守さん
目を閉じればあの静謐な水族館が見えるような、そんなドラマCDになっていると思います。ゲームと共にたっぷりと「アクアリウムは踊らない」の世界を楽しんでいただけますように!
佐藤さん
「アクアリウムは踊らない」のゲームを未プレイでも楽しく聞けますが、クリアしてからお聞き頂くとより楽しめるかと…! まだ遊んだことのない方は、是非ゲームをプレイしてみてくださいね。そしてどちらの世界も、心ゆくまで行ったり来たりお魚さんみたいにユラユラ~とお楽しみ頂けたら嬉しいです。
釘宮さん
ゲームをプレイされた方はもちろん、これから本作に触れていただく方にも楽しんでいただける作品になっているかと思います。ゲームの内容に深く関わりのあるドラマCDですので、ゲームと共にぜひお楽しみください!
たみやすさん
こんにちは。クリス役を担当させていただきましたたみやすともえです。クリスさんの心の中にある、強い愛情 が伝われば幸いです。とにかく最強のキャストすぎて、中の人からしてももっと皆様の声で「アクおど」が聞きたかったです…! あのシーンとか! このシーンとか! 第二弾希望!!
島崎さん
皆さまに愛される素敵なゲームの、素敵なコウペンさんの声を担当させていただき、とても光栄でした。原作ファンの方にも、今回から入った方にも楽しんで頂けたら幸いです。願わくは、またコウペンさんに関われる機会がありますように。これからの展開も楽しみにしております!
橙々さん
「聞いて良かった」と言わせる自信があります。自分の作品を声優さんに演じていただくのは初めてなのですが、キャラクターの解像度…具体的には表情のバリエーションが数段階上がったのを実感しております。「流石にアクおどキャラの事を一番理解しているのは私か…」と思っていた考えを大きく覆えされた瞬間でした。もっともっと「アクアリウムは踊らない」を好きになれる、そんなドラマCDに仕上がっています。
(C) daidaisan