KADOKAWA<9468>は、9月中間決算の説明資料で、実写映像の収益向上に取り組んでいることを明らかにした。自社原作を中心に大きくヒットが狙える作品企画と高い制作品質により継続的な収益向上を狙うという。
Netflixで配信され各方面から高い評価を集めた「極悪女王」の制作を角川大映スタジオが担当したほか、『六人の嘘つきな大学生』(24年11月)、『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』(24年12月)に公開する。
また、アニメ化で人気を集めたホラーコメディ『見える子ちゃん』の実写映画作品についても2025年初夏に公開する予定だ。
なお、今回の中間決算では、前期に公開した劇場作品『首』、『カラオケ行こ!』、『マッチング』などの配信向けライセンス収入が好調だったとのこと。
会社情報
- 会社名
- 株式会社KADOKAWA
- 設立
- 1954年4月
- 代表者
- 代表執行役社長CEO 夏野 剛/代表執行役CHRO兼CLMO 山下 直久
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2581億900万円、営業利益184億5400万円、経常利益202億3600万円、最終利益113億8400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9468