セガサミーホールディングス<6460>は、9月中間決算の質疑応答で、新作『メタファー:リファンタジオ』と『ソニック × シャドウ ジェネレーションズ』の販売状況について質問を受けると、両タイトルとも期初計画に対して順調に推移していると回答した。計画達成を目指しているが、『ソニック × シャドウ ジェネレーションズ』については今後ソニック映画の公開も控えているため相乗効果を期待しているとのこと。
両タイトルの好調の背景については、作品の質が高く評価されていることと、プロモーション施策が効いていることをあげた。いずれの作品も Metacritic でユーザーだけでなく、業界のプロからも高く評価されているという。プロモーションにおいては、アジアを中心に各種ゲームショーへの参加やインフルエンサーとの提携などを実施して盛り上げていく工夫も行ったそうだ。
なお、アトラスについて、同社では、これまで行ったM&Aの中でも最も成功した事例の一つとした。アトラスは、かつては限られたリソースの下、国や地域、プラットフォームなどの展開先を絞り込んで販売することが多かったが、セガと一緒になったことでこれを広げるケイパビリティを得たという。
そして『メタファー:リファンタジオ』は、製品クオリティの高さに加え、セガのパブリッシングの力を最大限使いマルチプラットフォーム・全世界同時発売を予定通り実行できたことがスタートダッシュにつながったと付け加えた。