【ゲームエンタメ株概況(12/17)】新SNS「mixi2」を引き続き材料にMIXIが5日続伸 『ポケポケ』での初のテーマ拡張パック追加でDeNAも5日続伸
12月17日の東京株式市場では、日経平均は3日続落し、前日比92.81円安の3万9364.68円で取引を終えた。為替が一時153円台まで円安方向に振れたこともあり、朝方は買いが先行したたものの、日経平均株価への寄与度の大きいアドバンテスト<6857>が大幅安となったこともあり、次第に上げ幅を縮小し、後場に入るとマイナス圏まで沈んだ。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は44銘柄(46%)、下落は46銘柄(48%)、変わらずは6銘柄(6%)で、下落した銘柄の方がわずかに多かった。
中で、MIXI<2121>が5日続伸し、連日の年初来高値更新となった。MIXIは、招待制の新SNSプラットフォーム「mixi2」のサービスを開始したことが引き続き市場の関心を集めたもようだ。
また、この日(12月17日)の15時にポケモン、クリーチャーズと共同開発したアプリ『Pokémon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)』で初のテーマ拡張パック「幻のいる島」の追加を予定していたDeNA<2432>が5日続伸し、一時は2017年11月以来の2800円台を回復する場面もあった。
任天堂<7974>も同様に買われ、年初来高値を更新した。
ほか、gumi<3903>やサンリオ<8136>、グリー<3632>、ガンホー<3765>などが買われた。
半面、ビーグリー<3981>が10日ぶりに大幅反落し、coly<4175>やワンダープラネット<4199>、GENDA<9166>などが売られた。
GLOE<9565>は下げ幅を拡大して6日続落し、年初来安値を更新した。
周辺株では、JPモルガン証券が投資判断を「オーバーウエート」から「ニュートラル」に格下げし、目標株価も3万2000円から1万9000円に引き下げたSHIFT<3697>が安い。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432
会社情報
- 会社名
- 株式会社MIXI
- 設立
- 1997年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 木村 弘毅
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1468億6800万円、営業利益:191億7700万円、経常利益156億6900万円、最終利益70億8200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2121