【ゲームエンタメ株概況(12/27)】ゲーム事業の3Q業績好調を発表のDeNAに朝方から買いが殺到 M&Aを材料にエイチームは1000円大台を回復
12月27日の東京株式市場では、日経平均は反発し、前日比713.10円高の4万281.16円と4万円の大台を回復して取引を終えた。為替が1ドル=158円台まで円安方向に振れたことで輸出関連銘柄を中心に買いが先行し、一時は上げ幅800円を超える場面もあった。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は76銘柄(79%)、下落は16銘柄(17%)、変わらずは4銘柄(4%)で、上昇した銘柄が多数を占めた。
中で、DeNA<2432>に朝方から買いが殺到し、一時3165円まで買われた。DeNAは、第3四半期のゲーム事業の売上高が250億円以上(前年同期127億円、前四半期113億円)になる見通しと発表したことが市場の強い関心を集めたようだ。
また、アクセルマーク<3624>が上げ幅を拡大して5日続伸したほか、前日12月26日にWEBマーケティングコンサル・WEBマーケティング運用代行事業を手掛けるWCAを買収したと発表したエイチーム<3662>が続伸し、1000円大台を回復した。
大和証券が投資判断「2」を継続し、目標株価を3200円から3700円に引き上げたソニーグループ<6758>は3日続伸した。
半面、ビーグリー<3981>が続落し、IGポート<3791>やボルテージ<3639>、アエリア<3758>などが売られた。
カヤック<3904>は6日続落となり、年初来安値を更新した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432
会社情報
- 会社名
- 株式会社エイチーム
- 設立
- 2000年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 林 高生
- 決算期
- 7月
- 直近業績
- 売上高239億1700万円、営業利益5億6200万円、経常利益6億900万円、最終利益9億5300万円(2024年7月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3662
会社情報
- 会社名
- ソニーグループ株式会社
- 設立
- 1946年5月
- 代表者
- 代表執行役会長CEO 吉田 憲一郎/代表執行役社長COO兼CFO 十時 裕樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高及び金融ビジネス収入13兆207億6800万円、営業利益1兆2088億3100万円、税引前利益1兆2686億6200万円、最終利益9705億7300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6758