オーバーラップ、24年8月期決算は最終益9.3%増の23億円、3期連続で20億円超え 幹事としてもアニメ製作委員会に参加する異色の出版社

オーバーラップの2024年8月期(第13期)の決算は、最終利益が前の期比9.3%増の23億7100万円だった。前の期(2023年8月期)の実績は、最終利益が21億6900万円だった。こで最終利益が20億円の大台を超えるのは3年連続となる。

同社は、Web漫画誌「コミックガルド」を中心とするコミックのほか、オーバーラップ文庫、オーバーラップノベルなど書籍出版事業を展開している。これ以外にも映像・アニメ事業、音楽事業、ゲーム事業、ポケモン事業などを行っている。

特に映像・アニメ事業に関して版権を保有する出版社としてだけでなく、製作委員会の幹事として参加することが多々あるなど、他の出版社と異なった姿勢で取り組んでいることが高い収益に繋がっているのかもしれない。

なお、グループ会社のオーバーラップ・プラスの第4期決算は最終損失96万円と前の期の7400万円から赤字幅が大きく縮小した。コンテンツ電子配信サービスを主な事業内容としている。

 

 

株式会社オーバーラップ
https://over-lap.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社オーバーラップ
設立
2012年3月
代表者
代表取締役社長 永田 勝治/代表取締役副社長 原田 直樹
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