クルーズ<2138>は、この日(1月17日)、同社の連結子会社であるCROOZ SHOPLISTの全株式をMEDIQUITOUSに譲渡することを明らかにした。同時に、同日開催の SHOPLISTは、クルーズに対する債権の一部放棄を行うことを決定した。 これに伴い、2025年3月期の個別決算で7億0500万円を関係会社株式売却益、3億1100万円の債務免除益として特別利益に計上し、連結決算では2億4300万円を関係会社株式売却損として特別損失に計上する見込み。譲渡期日は2月28日。
クルーズは、2025年3月期第2四半期決算時に発表した通り、6度目の事業転換を行っており、IT人材業界におけるエンジニア人材の不足という市場課題を解決することを主としたシステムエンジニアリング事業(SES 事業)を中心に、人材×IT 領域を対象として事業展開をおこなっている「IT アウトソーシング事業」をメイン事業としている。
従来まで EC 事業の中核としていた「SHOPLIST 事業」については、グループの再成長への取り組みを考えたときに、選択と集中の観点から、「SHOPLIST 事業」から今後も成長が見込まれる「IT アウトソーシング事業」に経営資源を集中させることがグループ全体の成長に寄与すると判断した、としている。
会社情報
- 会社名
- クルーズ株式会社
- 設立
- 2001年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 小渕 宏二
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高140億円、営業利益6億4400万円、経常利益6億2800万円、最終利益2億5400万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2138