【ゲームエンタメ株概況(1/23)】国内証券が投資判断を「1」に格上げのサンリオが大幅続伸 任天堂は昨年来高値を更新 ANYCOLORとカバーは反落

1月23日の東京株式市場では、日経平均は4日続伸し、前日比312.62円高の3万9958.87円で取引を終えた。生成AI関連の物色の流れからソフトバンクグループ<9984>が連日買われる展開となっており、日経平均は一時4万円の大台に乗せる場面もあった。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は47銘柄(49%)、下落は47銘柄(49%)、変わらずは2銘柄(2%)で、上昇した銘柄数と下落した銘柄数は同じだった。
中で、サンリオ<8136>が大幅続伸した。サンリオは、SMBC日興証券が投資判断を「2」から「1」に格上げし、目標株価も4000円から6200円に引き上げたことが株価の評価材料となったようだ。
また、同じく東洋証券が投資判断を「バイ」から「ストロングバイ」に格上げした任天堂<7974>は昨年来高値を更新した。
ほか、ハピネット<7552>やMIXI<2121>、テンダ<4198>なども高い。
半面、前日は野村証券によるカバレッジ開始を材料に前日買われたANYCOLOR<5032>とカバー<5253>が反落した。
そのほか、オルトプラス<3672>やバンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>なども売られた。
東海東京証券が投資判断は「アウトパフォーム」を継続したものの、目標株価を3970円から3220円に引き下げたセガサミーホールディングス<6460>は小安い推移が続いたものの、大引けにかけてプラス圏に浮上した。

会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆1649億2200万円、営業利益2825億5300万円、経常利益3723億1600万円、最終利益2788億600万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974
会社情報
- 会社名
- 株式会社サンリオ
- 設立
- 1960年8月
- 代表者
- 代表取締役社長 辻 朋邦
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1444億400万円、営業利益518億600万円、経常利益534億5300万円、最終利益417億3100万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 8136